今月に入り、お子様達のスクール休暇が終わったキャサリン妃がお仕事を再開。連日、カジュアルなスタイルを披露されました。

ちょうど今の時期にピッタリな最新秋コーデをご紹介するとともに、皇太子妃が新たに購入されたニューアイテムに注目しました。なぜなら、私達も大好きなデニムと、これからの時期に活躍間違いなしのショートブーツに変化があったから!

永遠の定番のようでいて、実は常に変化もし続けているデニムとブーツ、その相性やバランスについても考えてみました。また、数は少なく、タイプ違いの使いやすいデザインを増やしていくという、キャサリン妃の審美眼で選ばれた愛用ブーツも改めてご紹介します。


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コーデ① キャサリン妃の鉄板、スキニーデニムから新たなデニムへ

2023年11月1日、父親&子供をサポートする活動を視察。 ジャケット/バブアー×アレクサ・チャン カシミアのボーダーニット/アーデム デニム/マザー ブーツ/ba&sh 写真:代表撮影/Backgrid UK/アフロ

まず最初のコーデは、子育てにおいて父親と子供をサポートする活動を視察された時のスタイルです。
ライトブラウンのアウトドアジャケットはバブアー×アレクサ・チャンのコラボデザインで、以前からお持ちのもの。中には、白地に黒のカシミアのボーダーを合わせ、ボトムはデニムと、中の色を明るめにされたことで重く見えず、全体的に爽やかな印象になっています。

ここまでは既にお持ちのアイテムでの着回しですが、唯一ブーツがニューアイテムでした。
ブラウンのカーフレザーにサイドゴア(サイドにゴム入り)のこちらは、初ブランドのba&sh のものです。

以前のキャサリン妃はデニムといえばスキニーが鉄板でしたが、最近はこれに異変あり! なんです。この日のデニムもミッドライズのストレートで、ブーツとの間に少しのゆとりがあることが見てとれます。実はこれが注目ポイントで、これによって脚のラインがキレイに見えるのです。
この、靴とデニムのシルエットの関係が、より分かりやすいのが、キャサリン妃の翌日のコーデです。
 

コーデ② 久しぶりにフレアシルエットのデニムが登場

2023年11月2日、スコットランドを訪問。 ジャケット/バーバリー ニット/ラルフ・ローレンと推測 デニム/マザー ブーツ/ba&sh 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

翌日はご夫妻揃ってスコットランドをご訪問されました。その時には、恒例のカップル・リンク・コーデが。アウター、ボトム、靴に至るまで、なんとカラーが同じというラブラブぶり! ウィリアム王子のスタイルは、いつもと変わらぬ定番的なプリンススタイルですが、キャサリン妃スタイルは、これまでとは異なる変化があるんです。

まずは新アイテムの一つ、キルティングジャケット。アウトドア好きの英国人にとっては定番でマストアイテムと言えるものですが、キャサリン妃が公務で着用されるのは初めて。しっかり英国のブランド、バーバリーをチョイスされ、ブランドのアイコン的チェックで母国もアピール。色もキャサリン妃の瞳と同じグリーンのグラデーションで、夫ウィリアム皇太子の定番ジャケットが無地なのに対し、チェックとお互いを引き立て合うようにバランスが良いですね。

実は、今季ものではなく以前購入されていたと思われることから、既にプライベートでは愛用されていたものを、お仕事でもデビューさせられたのかもしれません。今後、公私共に出番が増えること間違いなしのジャケットでしょう。

そしてもう一つの新アイテムが、デニム!
前日のストレートも最近ワードローブに加わったシルエットでしたが、この日はフレアーのクロップドが登場です! 膝はフィットしつつ、そこから裾までは広がったシルエット、これによりボリュームのあるブーツとも相性がよくなり、お洒落度がアップしました。

ご結婚前までは、フレアーデニム一辺倒だったキャサリン妃、久々に懐かしくも十八番のシルエットがマイトレンドになった模様。実は、脚のラインを補正してくれるフレアーだけにトレンド復活となるかも?

個人的にも大好きな、このシルエット、今後スキニーに変わって、キャサリン妃のアウトドア公務で主流になると断言します。

ではこの新デニムと、前日デビューしたブーツとのバランスについて、検証します。
 

注目の新アイテム、キルティングジャケットとブーツ!

ピアス/スペルズ・オブ・ラブ ブーツ/ba&sh 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

キルティングジャケットの素材感と、場所は変われど2日続けて着用された新ブーツのデザインがわかるのが、こちらの画像です。

ジャケットは中綿入りで暖かいですが、表側素材は軽く見えるところも長いシーズン愛用できる理由ですね。また、やはりキャサリン妃は、フィットして見えるジャストサイズを選ばれていることもわかります。きちんと感を出すにはやはりジャストフィット、これは変わりませんね。

デニムは、フレアーなシルエットがかがんだ時にも美しく、パンツのようにスマートな印象に。そして注目のブーツは、トウにかけて細身で、こちらも洗練されたシルエットです。逆にソールはラバーとのダブルと、かなりボリュームのあるタイプを、初めてチョイスされたキャサリン妃。とはいえ、これが昨今のブーツトレンドでもあります。一見デザインはシンプルなサイドゴアのブーツに見えて、その実、さりげなくトレンドを入れたものをプラスされたことによって、かなり着こなしの幅が広がったと言えるでしょう。

綺麗めでトレンド感のあるブーツは、ワンピースやスカートとの相性も良しで、先日ご紹介したニットのセットアップやニットワンピースなどともバッチリ合いますね。

では、これまでキャサリン妃が愛用されてきたカジュアル系ブーツをご紹介しながら、その違いもご覧ください。

 
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