天ぷらを揚げたときにでる天かす、皆さんはどうしていますか? 
天かすは商品としてスーパーで売っているくらいですから、捨ててしまうのはとてももったいないこと。取っておけば、いろいろな料理に活用できます! 
揚げた後に残った天ぷら衣だって、捨てずに揚げて天かすを作れば、生地もむだになりません。


今回は、雑誌『栗原はるみ』3号目より、野菜の天ぷらのレシピと、余った天かすを使ったレシピを2品ご紹介します!

メイン特集は『気持ちいい、朝時間』。他に電子レンジのレシピをまとめた便利な別冊付録や、カレーの大特集も!


① 好きな野菜を天ぷらに 「いんげんとにんじんの天ぷら」

 

今回は栗原さんの大好物、いんげんとにんじんの天ぷらをご紹介します。
皆さんも好きな野菜やちょっと残った野菜で、作ってみてください。


●材料(1人分)

いんげん…5~6本
にんじん( 厚さの輪切り)…2枚

天ぷら衣
卵…1個
冷水…150ml
薄力粉…100g

揚げ油…適量
塩…適量
大根おろし・天つゆ…各適宜
 

●作り方

1 いんげんは筋を取り除く。にんじんはラップにふわっと包み、電子レンジ600Wで約1分加熱する。

2 天ぷら衣を作る。ボウルに卵を割り入れてよく溶きほぐし、冷水を加えてよく混ぜる。薄力粉をふり入れ、さっくりと混ぜる。

3 揚げ油を約180°Cに熱し、いんげんは1本そのまま、衣をつけて揚げる。にんじんは水けをふき、衣をつけて揚げる。

4 器に天ぷらを盛り、塩を添える。好みで大根おろし、天つゆを添える。

 
 


天かす

 

残った天ぷら衣で天かすを作る。お玉1杯分の天ぷら衣を揚げ油に放ち、菜ばしでちらすようにほぐしながら揚げる。カリッとしたら網に取り、油をよくきる。大きなかたまりがあってもよい。天かすは他の料理に使用したり、冷凍して保存する。

 


② 豆腐に天かすをのせるだけ! 「天かす豆腐」

 

豆腐に天かすをのせるだけで一品に。淡白な豆腐にこくが加わって、ひと口食べるとまるで手をかけた揚げ出し豆腐のようなおいしさです。


●材料(1人分)

絹ごし豆腐…小1丁(150g)

A
だし汁…カップ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
天かす…適宜
九条ねぎ(小口切り)…適量
手作り七味唐辛子…適宜

●作り方

1 小鍋に湯を沸かし、水けをきった豆腐を入れてふたをし、豆腐が中までしっかり温まるまで弱火で加熱する。

2 別の鍋にAを合わせ、味を調える。

3 豆腐が温まったら取り出して1の鍋に静かに入れ、火にかける。煮立ったら煮汁と一緒に器に盛り、好みの量の天かすとねぎをのせる。好みで七味唐辛子を添える。

 

豆腐は小鍋に入れて煮立たせないよう静かに弱火で熱し、中までしっかり温めておきます。グラグラ煮立てると、豆腐にすが入ってしまいます。



③ ひるごはんにもオススメ! お手軽な「天かすうどん」

 

うどんにたっぷりとつゆを張って、天かすとのりをのせました。ゆずの皮入りの手作り七味唐辛子が、味の引きしめ役です。


●材料(1人分)

うどん(ゆで・冷凍)…1玉

A
だし汁…カップ 2
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ 2
酒…大さじ 1
砂糖…小さじ1/4

天かす…適量
焼きのり…適量
手作り七味唐辛子…適量
 

●作り方

1 鍋にAのだし汁を入れて火にかけ、調味料を加えて味を調える。

2 別の鍋に湯を沸かし、うどんを入れてゆで、ざるに上げて水けをよくきり、器に盛る。

 

3 2に1の熱い汁を注ぎ、天かすとちぎったのりをのせる。好みで七味唐辛子を添える。


食べるうちに、天かすがつゆに溶けて、こくのある味わいに。シンプルなレシピなので、好みでねぎなどの薬味や好きな具材をのせてください。
 


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メイン特集『気持ちいい、朝時間。』

 

気持ちのよい朝を迎えられれば、その日一日が、充実した楽しい時間になる。朝5時に起きる、栗原さんのモーニングルーティーン、そして忙しい朝にもぴったりな朝ごはんのレシピとは?

①    朝のおでかけ
代々木公園を散歩する/思い出のホテルでビュッフェを/農園で野菜を採って食べる 

②    朝、欠かさずにやっていること

③    とっておき、朝ごはんレシピ  
トマトピザトースト/フレンチトースト/鶏肉のにゅうめん/たらこおにぎり/ハムチャーハン/あっさり鍋焼きうどん/手作りロースハム/手作りツナ など
 

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大切な人に、おいしい朝ごはんを食べてほしいから。レシピをおすそ分けできる、オリジナルポストカード。キッチンに置いておけば、いつでもレシピを見られて便利です。


連載『自分のために、ひとりごはん。』

 

ひとり暮らしだからこそ、自分が食べたいものを、好きなときに楽しく食べたい。残りものもおいしく食べきりたい。そんな想いを込めた、一人分のレシピを紹介します。

サラダチキン/しょうがの炊き込みご飯/おかゆの豆腐あんかけ/花椒そぼろ/豆乳もやし坦々麺/卵だけのカルボナーラ など
 

ファッション特集『白いブラウス。』

 

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構成/栗原はるみ編集部
 

 

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