「この時間、もったいないなー」
そこまで、タイパを求めているわけではないんですが、毎日毎日繰り返す作業って、つい「もったいない時間」って感じてしまいがち。
私の場合はそれが、「髪を乾かす」時間。
「髪? 洗ってそのまましばらく置いておくと、気づくとほとんど乾いちゃってる」
そう語る、素直でサラッサラな髪の持ち主である友人を、どれだけ羨ましく思ったことか……。
多い、クセ毛、広がる、乾燥毛、おまけに「乾きにくい」私の髪。かつて、速乾機能が向上したという新作ドライヤーの、その"乾きの速さ"を感じて欲しいと、「シャンプー後に新作ドライヤーで髪を乾かす」という体験型の発表会があったのですが……。
10人ほどの参加者のうち私1人だけ、いつまでたってもなかなか髪が乾かず、ついにはドライヤー2台を駆使して髪を乾かされたという苦い経験も……。
(ちなみにいつも通っている美容院で、ドライヤー2台稼働もたまにあります)
そんな逸話を持つくらい、乾きにくい髪なので、毎晩シャンプー後のドライヤーにひじょーーーーーに時間がかかります。(そのためドライヤーはダイソン一択。国内旅行の場合、旅先にも必ず持参)
でも今回! その時間をぐぐぐっと短縮してくれる、賢い子を見つけました。
はいこちら。いわゆる、洗い流さないトリートメント。
「これを使うと、髪の乾きが早くなるんですよ。騙されたと思って使ってみてください♡」
そんなPRさんのお言葉に、「またまた……私の髪はそうそう乾かないんだから」と思いつつ試してみたのですが……。
ホントに早く乾く!
タオルドライの具合も毎回違うので、一概に数値では言えませんが。実感としては、これを使うといつもより3割ぐらいドライヤーの時間が短縮される感覚。普段が10分だとすると、7分くらいになる感じです。
しかも、いつもどおりに乾かしても、乾燥後の髪の触り心地のなめらかさ、そしてまとまりのよさが全然違う。頭頂部を中心としたアホ毛の浮きも少なくなるし、なにより翌朝までそのまとまり感が続くので、翌日のセットが格段に楽になるんです。
これには衝撃でした。髪表面をコーティングしたり、補修したりして、全体をしっとりまとまりよくさせるようなトリートメントはよくあるけれど、このタイプは初体験。
中身はみずみずしい液体タイプ。
タオルドライ後の髪全体に使います。先端が細長いノズルなので、根元を中心に塗布してから頭皮マッサージをするようにして全体に広げたり、手ぐしや目の粗いコームなどで全体になじませて、その後乾かすだけ。改めて使用量を確認すると、セミロングヘアで500円玉3〜4個分が目安とのこと。あまり意識していませんでしたが、頭頂部、両サイド、後頭部など4箇所ほど、頭皮に直接ノズルをあてて、チューッと出して使っているので、それくらいの量は使用していそうです。
変なベタつき感、人工的なコーティング感もない、素髪印象に近いのも好印象。フローラルリュクスの香りは、使うときはやや強めに感じられましたが、乾かすとほんのり香る程度におさまり、日中もたま〜にほんのり香る程度で気になりませんでした。
これからまた高騰しそうな電気代。電気を必要以上に使わないためにも、翌朝のスタイリング時間も短くし、ストレスを減らすためにも。髪が長い方や量の多い方におすすめな一品です。
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