過ぎたるは及ばざるが如し。カンタン過ぎると物足りなくて、複雑過ぎるとおっくうになる。そんなわけで、多色アイパレットって結局自分の好きな色だけ使っていたりして、持て余すという方も多いのではないかと思います。最初に見た時は「9色? 使いこなせるわけない〜」と思ったものの、因数分解したら見事に全部使える色でした。今週のお助けコスメはこちらです。

 



眉と目元がはじめからコーデ済み! 体感7000円のおトク過ぎるパレット


いつも東京のリアルなメイクトレンドから商品が開発されるケイト。かゆいところに手が届く、をいつも体現しているこのブランドから、数量限定発売の眉パレットが登場です。「眉? アイシャドウパレットじゃなくて?」と、お思いのあなた。それは半分正解で半分不正解。実際に中身をよ〜くみてみるとわかります。

眉もアイもひとつで完成!40代がおトク過ぎる9色パレットでメイクしてみた_img1
あくまでこれは眉パレット。かなり優秀なアイシャドウパレットではありますが、発想は眉スタートなのです。左の列a・b・cは、言わずと知れた名品眉パウダーの【EX-8】とほぼ同色。真ん中の列d・e・fはマットな質感が今っぽいアイカラー。右の列g・h・iはキラキラカラーですが、gは大粒グリッター、hはやや粒の細いグリッター、iはパール系です。【EX -8】のピンクみブラウンを基点に完璧に色合わせされた9色です。
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外箱裏面にはおすすめの塗り方が書いてありましたので、今回はそれに忠実にメイクしてみます。


【アイブロウ】

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外箱裏面の塗り方文言をそのまま以下に書いてみます。(①a・bをお好みの色に混ぜ、眉全体をぼかすよう描き、②eを上から重ねます。眉頭は淡めに、眉中央から眉尻に向かって、グラデーションをつくることで、眉に立体感を演出できます。③a・dをお好みの色に混ぜ、眉山~眉尻まで細く描きます。お好みでg~iをのせることで、眉に立体感を強調できます。)

【ノーズシャドウ】

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(ブラシでc・fを混ぜて、眉頭の下から鼻の側面に沿って淡くぼかします。)

【ハイライト】

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(指にiをとり、鼻筋や鼻先、頬に入れてつやと立体感を演出できます。)

【アイシャドウ】

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アイシャドウも外箱裏面通りに塗りました。個人的には、e・fの2色を混ぜて作る色が、韓国コスメのパレットには絶対入っているような今っぽいカラーで大好きですね。(①指またはブラシで上下まぶた全体にfを塗ります。②e・fを混ぜて上まぶたに塗ります。③dを目尻に少し入れます。④iを目頭のハイライトとして入れます。⑤d・fを混ぜて涙袋に影をいれます。⑥gを指で上まぶた中央にのせます。⑦hを下まぶた中央にポイント的に入れます。)
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最後に、左半顔も右同様にメイクしてから撮りました。目元の一体感はさすがですね。個人的には、アイシャドウが今っぽいマットカラーベースでおしゃれなこと、涙袋の影を描くメイクが驚くほど自然に仕上がったことに感動。この上品さは、最新トレンドを牽引するハイブランドにも引けを取らないのではないでしょうか? 百貨店で売っていたら6000〜7000円くらいしそうです。全3色のラインナップですので、きっとしっくりくるものが見つかるはず。よろしければお試しになってみてください。


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