2.相次ぐ暴露本出版


1月10日に、ヘンリー王子が回顧録『スペア』を出版。年上女性とのパブの裏での初体験やコカイン吸引、兄のウィリアム皇太子に暴力を振るわれたことなどが赤裸々に書かれたショッキングな内容が反響を呼び、発売初日に40万部の売り上げを突破しました。

写真:Splash/アフロ

また、10月にはブリトニー・スピアーズの自叙伝『Woman in Me』がリリース。初体験や、ジャスティン・ティンバーレイクとの交際中にジャスティンの子を妊娠、中絶したこと。さらにジャスティンが浮気したことや、メールで捨てられたことなどを暴露し、世間はジャスティンに非難轟々。出版直後はジャスティンが奥さんのジェシカ・ビールを連れてメキシコに逃げるというひと幕もありました。

写真:AP/アフロ

ブリトニーは自分を搾取し続けてきた家族についても言及。中でも、ブリトニーの成年後見人を11年も務めて彼女の言動を制限してきた父親、ジェイミー・スピアーズについての内容は衝撃的なものでした。幼くしてアイドルとなったブリトニーに「太っている」と容姿批判をしてきた結果、ブリトニーは自分に自信が持てなくなり、常に外見にコンプレックスを抱いていたといいます。『Baby One More Time』の、おさげに制服姿のブリちゃんの可愛さに、私たちがどれだけ憧れたことか。そんなブリちゃんが自分を可愛いと思えずに生きてきただなんて、本当に酷い話。この父親には鏡を突き付けて、ブリちゃんにそんなこという資格が彼にそもそもあるのか(絶対にないんだけど)、問い詰めたい(怒)。

 

ちなみにどちらもオーディオブック版は、ハリー王子の方はハリー本人、ブリトニーのは何故かミシェル・ウィリアムズによる音声が吹き込まれているので、音声で楽しむというのも良さそう。

ふたりが暴露本出版にあたって手にしたギャラは、ハリー王子が約29億円、ブリトニーが約21億円と言われています。確かにすごい金額ではありますが、果たしてふたりにとって暴露するだけの価値があったのかどうか。それは、これからわかるのでしょうか。