お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。
1000円以上するメニューなんて、探すのが大変なくらい。でも、うまい!そんな名店が、ビジネスエリアには潜んでいるんです。中国出身の店主が、郷土色豊かな、故郷の料理を出すこちらのお店。寒さも吹き飛ぶ美味しい辛さが癖になりそう!
河南省の名物も潜む、四川の名店!
中国四川料理 天然居(虎ノ門)
よくある街の中華料理店かと思って入ると、驚くはず。メニューを見れば、麻婆豆腐や担々麺といった四川の定番料理の中に〝串串香〞や〝ハーラー麺〞など、見慣れない料理が!実はここ、東京・池袋の人気四川料理店で腕を振るっていた中国・河南省出身の孟さんが構えた店なのです。現地のホテルで修業を積んだという孟さんは、麺も醤(ジャン)も、とことん自家製。河南省名物ハーラー麺ももちろん、手打ち。ふんわりもっちりとした独特の食感で、その冷麺仕立ては、清楚な見た目とは裏腹にガツンとニンニクが効いた味! 火鍋のような辛い鍋に、野菜や肉の串を入れて楽しむ四川の串串香は、山椒の鮮度の良さを物語る鮮やかな香りと痺れ、深い辛みが後を引きます。
【中国四川料理 天然居】
東京都港区虎ノ門1-16-4 アーバン虎ノ門ビル1F tel. 03-3508-4510 営業時間:11:00~14:30LO、17:00~23:20LO(土22:30LO) 休日:日曜 テーブル55席 日替わりランチ¥680~。夜は、四川風麻婆豆腐¥850、特製汁なし担々麺¥780、火鍋は5名からで1人¥2500~、河南省のコース料理洛陽水席¥4200甕出し紹興酒1合¥480~、中国酒¥390~(すべて税込)
「おつかれレストラン」を加筆、修正したものです。
撮影/平野茂 取材・文/齋藤優子 構成/藤本容子
Comment