朝、目を覚ましたらまずはボーッとしたまま布団の中から唱える呪文があります。「オッケーぐーぐる、今日の気温を教えて」スマートスピーカーから帰ってきた返事によると「今日は最高気温7度、最低気温3度の予報です」とのこと。あれ? 数日前は最高気温21度って言ってなかった? 急な寒さに自律神経がガタガタになりそう……何はともあれ朝ごはんを作るために部屋の暖房を「急速モード」でオン。暖房代高騰も乾燥も気になりますが、寒いだけでメンタルに悪影響がありそうなので背に腹は変えられません。外気の湿度低下のみならず、室内のカラカラも気になる最近、頼りにしているお助けコスメがこちらです。

 


自分の肌と同じ厚みのヴェール。メイクを落とすまで、ずっとうるおいを補給し続ける


こちら、今年の春に出たアイテム。UVコスメには定評のある花王から出ているだけあって、今やあたりまえのようにSPF値やPA値は最高値かつ塗りごこちもよいのですが、さらにその先を目指した商品です。【01 乾燥しがちな肌】と【02 皮脂がでやすい肌】の2種類があり、自分の肌環境に合わせて選びやすいというもの。意外とありそうでなかったですよね。春新作として手に取ったときはこれからどんどん暖かくなっていく季節だったので、乾燥問題はそれほど切実ではなかったのですが、急な冬本番の今になって【01】のよさを再発見しているところなのです。

暖房で顔が乾く冬!40代のUV下地は水分チャージ&粉吹きも抑える今年の新作で_img1
通常UVといえば粉っぽいものですよね。その粉こそが紫外線から肌を守る成分そのものだったりするので、仕方がないものと思っていました。ところがこの【01】はジェルクリームっぽい質感で、「粉で覆う」感じがまるでないんです。サッと延ばすと、向こう側が透けているのわかりますでしょうか?
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パール1個分程度を顔に塗り広げると、しっとりぴたっと薄膜で密着していきます。ベタつきは全く残らずしっとりとした膜を形成する感じです。膜感があるゆえに「これって乾いているのかな?」と心配になるのですが、触れてみるとちゃんとしっとりしています。肌の上にもう一枚肌が乗っているような、面白い質感! このあと、さらに上から最近お気に入りのバームファンデを塗ってみましたが、ジェル系下地でたまに出てしまうようなモロモロしたゲルカスなどは出ませんでした。さすがの最新テクノロジー、よくできてます!

というわけで、塗ったあとは「うるおってる時の自分の素肌みたいな膜」が自分の肌の上に1枚乗っているという感じに仕上がります。なめらかでうるおっているので、カラー下地やファンデが薄塗りでも当然のようにバシッとキマるコンディション。なんだかメイクが上手くなったと錯覚しそうです。そんなメイク下地としてもかなり優秀なアイテムなので、よろしければお試しになってみてください。


前回記事「眉もアイもひとつで完成!40代がおトク過ぎる9色パレットでメイクしてみた」はこちら>>

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