【#選択的子なし】「まだ、子どもはいいかな」決断を先送りにし気づけば35歳。趣味に100万以上かけている夫は「治療とかは不自然で嫌だ」と..._img0
 

「これまではやりたい仕事を優先してきました。でも35歳になると、周りの出産報告が増えてきた。だんだんと、“このまま子なしで良いのかな……”って不安になってきたのです」

女性のライフスタイルの一環として、#選択的子なし、あるいは“チャイルドフリー”という言葉が浸透しつつあります。この言葉は、健康上では問題が無いにもかかわらず、自らの意思で子どもを産まない選択をした人や、子どもを持たない方が人生を豊かに過ごせると言う考えを持つ人たちを指します。

 

少し前には、指原莉乃さんが31歳の誕生日に「卵子凍結」をしたと告白して話題となりました。子なしという選択肢以外にも、“産みたい時期は自分で決めたい”という考えも浸透していきそうです。

最初は選択的子なしのつもりだったはずが、なにかのきっかけで子どもが欲しいと思うこともあるかもしれません。なぜ彼女たちは、選択的子なしから、子どもを欲しいと考えたのでしょうか……。

今回取材を受けてくれた日菜子さん(35歳・仮名)は、教育系の出版社で児童書を作っています。元々は人材派遣会社で営業職をしていましたが、28歳の時に転職をしました。