2023年も残りわずかとなりました。仕事にプライベートにとバタバタと忙しい年末といえば”大掃除”ですが、もうすでに取り掛かっている方も、そろそろ取り掛からなければ……という方も、ぜひ今年の年末は「クローゼット収納」を見直してみるのはいかがでしょうか。今回は、収納好きがこうじて、整理収納アドバイザー2級の資格を持つエディター・松田祐子さんのご自宅のクローゼットをご紹介します。

また、ミモレ編集部のファッション班のメンバーがクローゼット収納のために実際に愛用しているアイテムもご紹介します! ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

【松田家の”風通しの良い7割クローゼット”こだわりポイント】

【年末の片づけ】薄型ハンガー、100均のラック...「美的クローゼット」に欠かせない“収納お役立ちアイテム”とは?_img0
常に3割の余白を目指して、物の数を調整。

クローゼットの収容率は常に70%をキープ。ぎちぎちに詰め込むと、す時間もかかり、持っている服に比例して整理の労力は増すばかり。探す、詰め直すというプチストレスの軽減のため、必要以上に物を増やさないことを心掛けています。また、スペースを作ることで、視覚的にも圧迫感がなく、換気もしやすいので服に匂いやほこりがつくこともありません。「知安分(足るを知り、今に満足すること)」という言葉のように、自分の手に収まる物で作られたミニマムなクローゼットが理想です。

 

1.持っている服は常に見える化

主役となるようなメインの服はハンガー掛けにし、いつでも目に入るように。トップスはインナーもハンガーラックにかけて、左から使用頻度低い→高いアイテムに並べています。簡単に色分けすると、コーディネートの時に便利。また、服の全体量が把握でき、「ちょっと多くなったな」と思った時はすぐに断捨離するなど、客観的に数量をコントロールしやすいです。

2.ハンガーは薄型アルミハンガーに揃え、省スペース&統一感を

ハンガーはシンプルな無印良品のハンガーで統一。省スペースになるし、色が揃っていると視覚的にもスッキリとした印象になります。スチールハンガーなので、ずれたり、型崩れが心配な服には、ワイヤーハンガー用シリコンチューブを別途つけ、滑りにくい工夫をしています。

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ワイヤーハンガーは細いので、服をかける際も襟元を伸ばさずにすみます。

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ネットで見つけたハンガー専門店で購入した「スパイラルチューブ」という、滑り止め防止のためのアイテム。 かなり小さいものですが、滑り止め防止には十分です。


3.小物、アクセサリー類は取りやすい壁掛けに

コーディネートする時に楽なので、スカーフ、ベルト、ネックレス、サスペンダーなどは壁掛けに。ワイヤーネット、フック類は100均のダイソーで購入。この形の収納にしてから、ネックレスが絡まってしまってイライラ、どこに置いたか分からず探すのに一苦労、というストレスが軽減されました。ダイソーで扱っているフックには長さや形状が色々あるので、ループ系アクセはJ型、ブレスレットは柄の長いI型……などアイテムによって選んでいます。

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上からブレスレット、ネックレス、スカーフ。


4.ピアス、リングは透明ケースで在庫数を確認

壁掛けにできないアクセサリーは無印良品の透明ケースに収納。ピアスは片方をなくしてしまいがちですが、視覚化することによって紛失頻度が少なくなりました。二段になっているので、上段を夏用、下の段を冬用に分け、アクセサリーも衣替えを。

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