2024年末から本格的に風の時代が到来する

 

この冥王星、2024年末の移行に先立ち、2023年の春に一回、山羊座から水瓶座に移っているのだそう。

「というのも冥王星は、現在滞在している山羊座(地の星座)と次の水瓶座(風の星座)を行ったり来たりしながら、やがて完全に次の星に移って腰を据えるんです。その行ったり来たり期間というのが、2023年3月末~2024年11月20日。ですからすでに今年の春から破壊と再生は始まっている、というわけなのです」

 

そう言われて、この春からの大きなニュースを思い返してみると……。ビッグモーターや旧ジャニーズ事務所、宝塚、そして自民党の裏金疑惑、ダイハツの不正など、老舗組織に多数の破壊と再生を促す出来事が起こっています。

「冥王星が水瓶座に完全移行するのは2024年11月20日ですから、この流れは来年はまだ続くと思われます。そして完全に水瓶座に入ったとき、破壊はいったん落ち着き、本格的に新しい時代の定着が始まっていくでしょう。ただし冥王星は地球から遠く離れているので、その変化の影響は、短時間では私たちの生活の変化として実感しづらいんですね。もっと大きく広く、社会全体の流れやルールの構築にじんわりと効いてくる。大企業や政治的なシーンの後で、時間をかけて浸透するので、当の私たちは10年後20年後になってはたと気がつくという感じかもしれません。

冥王星は一つの星座に12~38年と長期滞在するので、変化も一気にというより緩やかに起こります。ですので『物事が一気に大きく変わってついていけない!』となるのではなく、気付けば大きく変わっていた、となる感じでしょうか。ですからこれからは、何となく『今までとは違う新しい時代に変わりつつあるんだ』と心にとどめておくのがよいでしょう。そうすると、いろいろな物事にも上手く対処していけると思います」