mi-molletの連載「九星気学で運を鍛える!真木あかりの開運歴」でも人気の占い師・真木あかりさん。九星気学だけでなく占星術、四柱推命、タロット、数秘術、風水、手相、顔相など様々な占術に詳しく、圧倒的な知識をもって運勢を読み解くことで熱い信頼を得ています。

その真木さんがこのたび著書『シンプル四柱推命 最強の人生をプランニングできる』をリリース。これは、自分で運勢を導き出し人生をプランニングできるという一冊。そこで真木さんに四柱推命ならではの強みをお聞きしながら、2024年以降の運をつかんでいくコツを学んでいきましょう!

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四柱推命においても2024年は“芽吹き”の年に

真木さんの書籍より。

その的中率の高さから『占いの帝王』とも言われている四柱推命。発祥は古代中国。日本に伝わったのも江戸時代中期と、長い歴史の中で受け継がれてきた占いであるだけに、覚える要素が多くやや難解と言われています。が、真木さんが10月にリリースした『シンプル四柱推命 最強の人生をプランニングできる』は、四柱推命で自分の運勢を読み解く方法を、シンプルに伝えてくれている嬉しい1冊です。

「私は日頃から占い本は、読者が自分で占えて使える1冊であるべきだ、と考えていました。そんな中、コロナ禍が起こり、タロット占い関連の本のニーズが高まったんです。社会不安が増すと占いへの需要が高まる傾向があるのですが、コロナ禍中は不安に加えて家にいる時間が増えたため、自分で占ってみる時間の余裕も生まれたのかもしれません。最初にタロット占いが人気を博したのは、比較的仕組みがシンプルでおうちで学びやすかったからだと思います。その後、占星術関連の本も人気となり、コロナ禍が落ち着いた今も、この『自分で占いたい』というニーズは続いている印象を受けています」

それが、真木さんが今回の四柱推命本をリリースした最大の理由とのこと。しかしなぜ、あえて四柱推命だったのでしょう?

「四柱推命は、他の占いと違って社会全体の運気を見る、という性質は実はあまり強くありません。その年の干支(かんし)が決まっているので、その干支が持つ性質を読み解くぐらいでしょうか。ちなみに2024年の干支は“甲辰”。前回の記事で、2024年以降は春風のような若々しいエネルギーが躍動するとお話ししましたが、“甲辰”も、春に樹木が硬い殻を破って伸びていくというような性質があります。ですから四柱推命においても、やはり来年以降は新しい時代の到来が予測されています。


ただ四柱推命は、そういった社会運よりも個人の運勢を見るのに適している占いです。そして最大の魅力は、何といっても長期的な未来予測ができること。1年ごとの運勢と10年ごとの運勢が占え、かつ100歳ぐらいまでの運勢が分かります。それゆえ人生のどのあたりまで仕事を頑張るのがいいかとか、どのあたりで家を買うのがいいかとか、人生プランニングがとてもしやすくなるんです」