mi-molletの連載「九星気学で運を鍛える！真木あかりの開運歴」でも人気の占い師・真木あかりさん。九星気学だけでなく占星術、四柱推命、タロット、数秘術、風水、手相、顔相など様々な占術に詳しく、圧倒的な知識をもって運勢を読み解くことで熱い信頼を得ています。

その真木さんが占う2024年とは？　運気は先取りが基本。一足先に来年以降の運気を知って、人生を好転させていきましょう！

 

2024年は“古き”が破壊され“新しき”が構築される


政界、ビジネス界、そして芸能界でも社会を揺るがすような大きな出来事が多数起こった2023年。この騒がしさは2024年も続くのでしょうか？　占いで読み解いた場合、どのような運気が訪れるのか、真木あかりさんに伺いました。

「まず、騒がしさは続く、と申し上げておきましょう。

九星気学では2024年２月～2025年３月まで、三碧木星が中宮に入ります。三碧木星は活発で勢いのある性格の星なので、全体の運気も活発化するでしょう。占星術からアプローチする場合、全体的な運気というのは木星が鍵を握っているのですが、2024年５月末に木星が牡牛座から双子座に移ります。牡牛座は地の星座ですが、双子座は風の星座。つまり安定や豊かさをもたらす“地”から、躍動や変革をもたらす“風”に移行するので、社会のいろいろな物事が一気に動くと思われるのです。このように九星気学も占星術も同じ運気を示していますので、2024年も引き続き様々な変化が訪れるのではないかと思います」

これは言い換えると、“古き”が破壊され“新しき”が構築されていくということ。その流れは2024年に限らず、今後しばらく続いていくようです。

「時代のルールや在り方、価値観を大きく変容させるトランスサタニアン（土星より外の天体で、天王星、海王星、冥王星）の動きも活発化しているのが特徴です。まず2024年末に、移動を繰り返していた冥王星が風の星座である水瓶座に完全に腰を据えます。冥王星は破壊と再生をつかさどる惑星なので、冥王星が動くときは古い価値観が壊され新しいものが構築される、ということが起こりやすくなります。前回、冥王星が動いたのは2008年なのですが、このときはかの有名なリーマンショックが起こった年。アメリカの大手投資銀行、リーマン・ブラザーズの経営破綻を筆頭に、20世紀に趨勢を誇った経済構造や大企業など権威的なものが一気に失墜するなど、まさに大きな破壊と再生がもたらされました」

2024年末から本格的に風の時代が到来する