40代から「全国どこに行っても求人がある資格」を取る!【手に職をつける資格をプロが伝授】_img0
「どこに行っても求人のある資格」があれば、移住しても、転勤に帯同しても安心感があります。写真:Shutterstock


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「【ミドル、2024年こそ資格取得】やりたいこと、適職は今から探せる!ゼロから可能、ぴったりの資格をプロが伝授」>>

「今年こそ、資格をとりたい」2024年が明けて、そんな目標を掲げた人も少なくないでしょう。

資格を取得することの大きな魅力の1つは「手に職」。食いっぱぐれない安心感があると、人間、少し大胆な決断もできるようになるものです。

移住する、転職する、家族の転勤についていく……どんな状況でも”お守り”になりうる資格とは? 

「どこに行っても求人のある資格」について、資格のプロに伺いました。

 


やっぱり医療系が強し!?それ以外にどんな”手に職”資格がある?


前回記事で紹介したユーキャンの人気資格ランキングを見てみると、上位には「手に職」系の資格が多数ランクインしています。

40代から「全国どこに行っても求人がある資格」を取る!【手に職をつける資格をプロが伝授】_img1
ユーキャン人気講座ランキング。趣味系よりも、実益系の資格が数多くランクイン。

1位の「医療事務」、2位の「調剤薬局事務」、10位の「登録販売者」と医療系はやっぱり強し!

8位の宅地建物取引士(宅建士)も全国どこでも需要はあるし、ランキングに載っていない資格の中にも、”どこに行っても求人のある資格”があります。

まさに、資格を取る意義って、それ。

「看護師が最強資格」とよくいわれるのも、どこに行っても求人があることが理由の1つ。ライフスタイルの変化が多い女性だからこそ、稼ぐ術を持っているに越したことはありません。

というわけで、もはや、看護学校に何年も入り直す時間も体力もないミドル世代にとって、今から取れる「どこに行っても求人のある資格」をみてみましょう!


10年以上、人気ランキング第1位の理由は?


まずは医療系から。

医療事務とは、病院やクリニックの受付や会計、レセプト(診療報酬明細書)の作成などをするお仕事。

代表的な資格は、「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)」「医療事務管理士技能認定試験」「診療報酬請求事務能力認定試験」「医療事務認定実務者®」の4種類あるのですが、実はどれも民間資格。そう、国家資格はないんです。

「医療事務の資格は必須ではありませんが、あった方が採用に有利。どの資格を取得しても、業務内容に差はあまりないようです」というのはユーキャンの湯谷さん。

レセプト作成などは、それこそ知識がないとできないので、未経験者は資格はあるにこしたことはなさそうです。

ちなみに、4種類の資格の比較がユーキャンのコラムにまとまっていて便利です。

 
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