ペットと共に暮らすことで、日常がガラリと変わります。またお世話をすることで幸せなこと、大変なことなど、さまざまなことを経験します。
40代以上女性は、これまでどんな動物を飼ったことがあり、どんな経験をしているのでしょうか?
40代女性のペットと過ごした経験
40、50代の女性が多いmi-mollet(ミモレ)読者に、「ペットを飼った経験」についてアンケートをとったところ、さまざまな回答をいただきました。
動物と暮らしてよかったこと
40代以上の女性が「飼ってよかった」と考えていることは何でしょうか。
・「チワワ(犬)」…癒される。毎日可愛くて、一緒に過ごす日々が幸せ。
・「マルチーズ(犬)」…家の雰囲気が険悪になると察して、機嫌の悪い人のところに行き、手を舐めて場を和ませてくれた。
・「ミニチュアダックス(犬)」…家族間でペットのことを話すようになり、会話が増えた。散歩によって運動不足が解消された。
・「雑種犬」…一緒に旅行に行ったり、遊んだりして、楽しい思い出ができた。
・「猫」…人間とは違い、裏切らない。
・「うさぎ」…命の重さ、責任感を学べた。
・「大型インコ」…挨拶や会話をしてくれて、楽しい。
・「金魚」…家族で餌やりの習慣ができ、いいコミュニケーションになった。
・「亀」…生命を大切にする心が育った。
など。
一番多い回答は「癒されること」でした。ストレスの多い日々を送っている人にとって、家の中に“癒される存在”がいると、いい効果が生まれることもあります。
愛するペットと触れ合うことで、幸せホルモンの「オキシトシン」、安心ホルモンの「セロトニン」、恋愛ホルモンの「フェニルエチルアミン」などが分泌され、精神が安定したり、ストレスが軽減したりすると言われています。
さらに、愛しい存在がいることで、自分の内側から愛(=幸せ物質)を増やしていくこともできます。
「外出先から、ペットが待っている我が家に帰るのは楽しみ」だと言う人は、多いもの。毎日、好きだと思える存在が傍にいるのは、幸せなことですよね。
動物に学ぶことも多い
動物は、「人間が失いがちなもの」を持っています。一緒に暮らす動物を通して、人間がはっと気づかされたり、学んだりすることは多いものです。
私自身は、セキセイインコを飼っていますが、愛鳥の“自分に正直に、伸び伸びと生きている姿”を見ると、「自分らしくいることの大切さ」を感じます。
人間は社会のルールに沿った生き方をしていくことで、良くも悪くも自己を抑えがちなところがありますしね。
飼い始めた頃は、たった20センチくらいの鳥なのに、ハートがあり、頭も良く、意思疎通をとってくることに驚きました。どんな動物にも心があることに気づき、改めて「命の尊さ」を感じるようになったのです。
動物を飼うと大変なこともありますが、「自分の内面が豊かになっていく」のを感じています。
「ペットを幸せにするぞ!」という覚悟のある方は、“自己成長の観点”でいっても、飼ってみるのはいいことではないか、と個人的には思います。
ただし、「命を預かること」でもあるので、楽しいことばかりではありません。
動物と暮らして、どんなところに大変さを感じることが多いのでしょうか。次のページで紹介します。
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