コスメのなかでも、化粧品の進化を最も感じられるアイテムであるファンデーション。顔に塗布する面積が大きいだけに、使用感はもちろん、使用後の肌の状態も気になるところです。話題のファンデーションは、美容液のような保湿や整肌成分を含み、お肌の悩みを解決しながらメイクとスキンケアの両方を同時にかなえられるとか。〔ミモレ編集室〕の河合さくらがレポートします。
 

〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

河合さくら
しみ、しわ、たるみなどの年相応な肌の悩みが着々と増えている、50代後半。20代からずっとリキッドファンデを愛用し、ファンデーション選びではナチュラルな艶感を重視しています。新製品を買う時はカウンターで顔に乗せて試すか、いただいたサンプルを家で使ってから購入する慎重派。

 


 ふんわりとした質感がミドル世代の肌によく馴染む 
KANEBO コンフォートスキン ウェア

気になる肌のムラや毛穴をカバーしながらも、自分の肌そのものが美しくなったような厚み感のない仕上がりに。ふんわり明るい仕上がりに。カネボウ コンフォートスキン ウェア 全8色 SPF25・PA+++ 30mL ¥6300/カネボウインターナショナルDiv.
 

ふたをあけてまず、1プッシュ。顔全体に塗り広げ、シミが気になる部分には指先を使ってトントントン、と重ね付けしました。塗りはじめは指先と肌の間にわずかな厚みを感じますが、塗り広げると滑るように薄く広がります。


シアーすぎない均一な肌色が、無理なく肌表面にさらりと留まる感覚が新鮮。セミマットでエレガントな質感なので、光沢のあるシャツやブラウスに似合う肌が実現しそう。

 

肌への密着度がとても高いと感じましたが、美容液成分を含んでいるからか、夕方になるまで肌のこわばりは感じられませんでした。甘すぎないナチュラルな茶花の香りも新鮮です。高級感の感じられるシックなボトルは、黒いキャップがゆるやかな楕円を描きながら回るデザイン。メイクアップに臨むまえの、おしゃれ心が満たされました。

 
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