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格差や戦争も、アーティストの魂は消せない。日本が誇る棟方志功の小説をAudibleで朗読した理由【舞台人・渡辺えり】

2024.1.18

渡辺えり

劇作家で俳優の渡辺えりさんによる素晴らしい津軽弁を交えた朗読が話題の、Amazon　オーディブルで配信中の小説『板上に咲く-MUNAKATA：Beyond Van Gogh』。木版画というジャンルで、世界的にも唯一無二の存在といえる青森出身のアーティスト、棟方志功とその妻の半生を描いた作品は、アートをモチーフにした作品を多く手掛ける作家・原田マハさんによるものなのですが、渡辺さんの参加はその原田さんのたっての希望だったとか。読み上げたその作品世界から渡辺さんが感じ取ったものとは、意外にも今の時代ーー地域差別や格差社会、アートの世界で女性であること、戦争とアートの関係だったといいます。

渡辺えり
俳優、1955年1月5日生まれ。山形県出身。1983年『ゲゲゲのげ』岸田國士戯曲賞受賞。1995年『忠臣蔵外伝四谷怪談』日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞。1997年『Shall we ダンス？』日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞など多数の受賞歴がある。NHK大河ドラマ『元禄繚乱』（99）、ドラマ『OUT～妻たちの犯罪～』（99）、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』（13）、舞台『ぼくらが非情の大河をくだる時～新宿薔薇戦争～』（22/演出）、『私の恋人beyond』（22）、『三婆』（23）、『喜劇老後の資金がありません』（23）など多作品で活躍するベテラン女優。

苦労もユーモアも、自分に引き寄せながら味わえるのが朗読の良さ

PROFILE

渡辺えりEri Watanabe

俳優、1955年1月5日生まれ。山形県出身。1983年『ゲゲゲのげ』岸田國士戯曲賞受賞。1995年『忠臣蔵外伝四谷怪談』日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞。1997年『Shall we ダンス？』日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞など多数の受賞歴がある。NHK大河ドラマ『元禄繚乱』（99）、ドラマ『OUT～妻たちの犯罪～』（99）、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』（13）、舞台『ぼくらが非情の大河をくだる時～新宿薔薇戦争～』（22/演出）、『私の恋人beyond』（22）、『三婆』（23）、『喜劇老後の資金がありません』（23）など多作品で活躍するベテラン女優。