1月16日に50歳の誕生日を迎えたケイト・モス。もはや時代を超えたおしゃれアイコンとなった彼女のスタイルを、当時のニュースとともにプレイバックしてみたいと思います。
1993年、カルバン・クラインのアンダーウエアの広告でトップレス姿になり、話題になったのがケイトのブレイクのきっかけに。ただ、この伝説の広告の撮影はケイトにとって不快なものだったよう。
現場では、一緒に撮影したマーク・ウォルバーグだけがチヤホヤされ、自分は物のように扱われたとのちに告白。撮影前には精神不安定になり、1〜2週間もベッドから出られなかったとか。華やかでクール、無敵に見えたスーパーモデルブームの裏にも、そんな闇があったのですね……。
当時はスーパーモデルブームの真っ最中。シンディ・クロフォードやクラウディア・シファーのような長身でグラマーなモデルに比べ、小柄で、少年のようにフラットな体型のケイトは「ヘロインシック」と呼ばれて人気を博しましたが、一方で「痩せすぎ」と批判されることも。
そんな中、モデル仲間で先輩でもあるナオミ・キャンベルとは一時期同居もしていたほどの大親友に。今回のバースデーにも、いち早くインスタグラムアカウントで、ケイトへのお祝いコメントとともにふたりのツーショットを何枚も投稿していました。繊細そうなケイトと、気が強いナオミ。真逆のタイプだからこそ気が合う、なんてこともあるのかもしれませんね。
1994年に知り合ったジョニデことジョニー・デップとは、現在まで語り継がれる伝説のカップルに。お似合いだったふたりですが、交際中にホテルの部屋でケンカしてジョニデが暴れ、部屋を破壊して逮捕されるという事件が発生するなど、なかなか激しい仲だったよう。ふたりは1998年に別れてしまいますが、当時のことを振り返ってケイトは、「唯一の信じられる、庇護してくれる相手だった」と語っています。
「私は彼が言うことなら信じられた。たとえば私が『私はどうすればいいの?』って言えば、彼は答えを教えてくれたわ。私が彼と別れて失ったものはそれね。私は信じられる誰かの庇護を、本当になくしてしまったの。それって悪夢だわ。何年も何年も泣き続けたんですもの。ああ、あの涙たち!」。
悲しみを紛らわすためにアルコールに依存するようになったケイトは、アルコール依存症のリハビリ施設に入所するなど、メンタルを崩してしまうのです。
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