新刊『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』も大好評のファッションエディター昼田祥子さんが、「服捨て体験」を通して得た気付きや今気になるトピックについて綴ります。
みなさんこんにちは、エディターの昼田です。
先日は、二子玉川の蔦屋家電にて開催された私のトークイベント。インスタライブとは違い、こうしてみなさんのお顔を見ながら、熱量を感じながらお話できる機会は本当にありがたいなと思います。またやりたいです……!(笑)
私の好きな化粧品「SENN」のポップアップイベントのひとつでした。
クローゼットで起こっている問題は、人生において起きている問題と同じです。例外なく、連動しています。それを見て見ぬふりをして生きることもできるんですよ。そっちの方がラクです。だけど、そこに一歩踏み込むことは、自分の人生を生きる覚悟を決めることだと思います。
捨てられない、を越えて行く。
越えた先には今とは違う景色が広がっています。どうかそれをご自身の目で確認していただきたいなと思っています。
さて、今日の本題は「洗濯」について。
先日の夕食でふと娘を見ると、ゲゲゲゲゲ!
お気に入りのワンピースにビーフシチューがとんで、落ち込む娘(笑)。
派手にやったわね。親としては「もぉ〜何やってるのよ!!」と怒鳴りつけたくなるシーンかもしれませんが私は「あらまぁ!」とむしろニヤニヤします。だって私、シミ抜きが得意なんです(笑)。ママに落とせないものはない! と家族は思っていることでしょう!
ということで、常備している「ベースクレンジングリキッド」をつけて、ブラシで擦って、洗濯機へポイ。
すぐにつければみるみる落ちる! この「ベースクレンジングリキッド」は、洗濯王子こと洗濯家・中村祐一さんに教えていただいた方法で、消毒用のエタノールと液体の中性洗剤を「1:2」で混ぜて作るもの。液体の中性洗剤は、蛍光剤・漂白剤が含まれていないものを。私は100均のボトルに入れています。
子供に「汚さないように」は無理な話。大人だって細心の注意を払っていても、「あれ!? この汚れはいつついた?」みたいなことってたくさんあります。この中村式「ベースクレンジングリキッド」は、食べこぼし、飲みこぼし、化粧品などの汚れを落とせる魔法のようなクレンジング(泥汚れは別です)。「汚さない私」になるのではなくて、「どんな汚れでも落とせる私」に自分を進化させていけば、家族にも自分にもイライラしなくていい。クリーニングに出す時間とエネルギーを削減できるし、経済的でもあります。
その昔の私は、シミも汚れも全部クリーニングに丸投げでした。それは洗濯に関しての「知識」がなかっただけ。できないのではなく、知らなかったのです。
そのほかに私がやっているのは、
【黄ばみ】
久しぶりに着るシャツやTシャツの黄ばみが気になるときや「ベースクレンジングリキッド」で落ちない汚れ、時間の経ったシミなどには、中村式「オキシクレンジングリキッド」です。酸素系漂白剤の粉末小さじ1に、酸素系漂白剤の液体大さじ3を混ぜたものを塗布して、スチームを3秒あてる。これを汚れが目立たなくなるまで繰り返したら、お湯で洗い流し、いつも通りの洗濯をします。
シルクなどのデリケートな素材や色落ちしやすい素材には注意が必要です。面倒といえば面倒ですので(笑)、私はある程度ためて、休日にまとめてやっちゃいます。
【泥汚れ】
子供の靴下や上履き、スニーカー、アウターの袖口などの黒ずみには、お湯で濡らし固形タイプの石けんをつけてゴシゴシと洗ってから、いつも通りの洗濯へ。
蛍光剤が入っていない石鹸が好きで、MIYOSHIを使っています。本当にきれいになります。
シミや汚れに関してやっているのは、先にご紹介した「ベースクレンジングリキッド」を含めてこの3つがメイン。断捨離中に中村さんに取材させていただいたことがきっかけで、自分でやるようになりました。そう、覚えてしまえば簡単!
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