ミモレの連載「好きなものだけダイアリー」も大人気のスタイリスト斉藤美恵さんに、この春気になるアイテムを私服コーディネートで紹介いただく企画。第2回のテーマは「ヴィンテージTシャツ」。アイテムとしては“ひとクセ”ある古着のTシャツ、大人の着こなしになじむコーディネートのポイントは?
冬はカーディガンの下に、夏は1枚で
オールシーズン使えます
「ワードローブが基本シンプルなので、いつもの服に何かスパイスが欲しいときに着たいのがヴィンテージTシャツ。クローゼットには常に何枚か揃えています。冬はジャケットやカーディガンのインナーに、夏は1枚で成立するので、オールシーズン活躍します。
表参道のシカゴで購入したヴィンテージTシャツはお値段もお手頃で、状態もきれいだったもの。YSLは古着ではないですが、シアー感のあるくたっとした生地感もお気に入り。5年以上前に購入して着ているので、ナチュラルヴィンテージ感が出てきました。ちょっとロックっぽいデザインも好きなんです」(斉藤さん)
そんな斉藤美恵さんが「ヴィンテージTシャツ」を購入するときのポイントは?
ポイント①
1枚目に買うなら
“文字のみ”のシンプルデザインを
ツイードジャケットとスティックパンツなど、あえてコンサバなアイテムのアクセントとして取り入れるのが好きです。
ポイント②
ベースの色は
「黒」か「チャコールグレー」が鉄則!
「背面の赤字のロゴも遊び心を感じるデザインでお気に入り。私はヘヴィメタは聴かないので、見た目のインスピレーションで決めるのですが、音楽好きな方にツッコまれないよう(笑)どんなバンドなのか音楽に詳しい夫に聞いてから購入しています」と斉藤さん。
ミモレ世代の方には古着屋さんに抵抗のある方が多いかも……とうかがうと「最近のヴィンテージショップってすごくきれいなところが多いと思いますよ! 私も時々下北沢の古着屋さんをのぞくのですが、ごちゃごちゃしていなくて、商品も適量を置いているお店が多いです。表参道にあるロングビーチも探しやすくておすすめです」と斉藤さん。
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