「超回復肉おかず」のコツ!


疲労回復には必須栄養素の「たんぱく質」。なかでも豊富に含まれる肉類は、しっかり食べることで筋肉量を増やし、基礎代謝の低下を抑制します。結果、エネルギッシュでヘルシーな体を手にいれることができるというわけです。

たんぱく質をとるためとはいえ、パサパサな肉に味気ない野菜を加えるだけでは、徐々に心がやさぐれてしまいせっかくの食事が反対にストレスに。だからこの「超回復肉おかず」のテーマはとにかく「おいしく食べてもらうこと」にします。

これは僕が日々アスリートをサポートする際の姿勢にも通ずること。
試合や練習で激しく動いた体には、いちはやくたんぱく質の補給が求められるため、食べやすくかつしっかり食欲をかき立てる味、見た目、食感のおかずを出そうと心がけています。

毎日作るものだから極力シンプルに、しかしちょっと手間がかかってもやっていただきたい工程はそのままに、お伝えしています。ぜひこのひと手間も惜しまずにやってみてください。

気がつくと驚くほど体がラクに、階段を上る足取りも軽くなっているはずですから。

 


 超回復肉おかず① 
低糖質高たんぱくな「プロテイン餃子」

アスリート専属シェフが考案! お疲れ気味の体がととのう、高たんぱく&しっかりおいしい「超回復めし」3品_img0
 

糖質を避けたい人にすすめたい、皮を油揚げで代用した、たんぱく質ずくめの餃子です。コツコツ包む手間も省けて、お疲れの日にはちょうどいい。油揚げがもつ油分で焼くことができるので、余分な脂質もとらずにすみます。
 


●材料[2人分]

豚ひき肉…150g
キャベツ…1/6個
にら…1/2束
油揚げ…2枚

〈合わせ調味料〉
・鶏ガラスープのもと…小さじ1
・しょうゆ…小さじ1/2
・オイスターソース…小さじ1
・砂糖…小さじ1/2
・しょうがのすりおろし…小さじ1/2
 

●下準備

・油揚げは縦2等分にする
・キャベツとにらはそれぞれあらいみじん切りにする
・合わせ調味料の材料はまぜる
 

●作り方

① あんを作る
ボウルにキャベツとニラを入れ、塩少々(分量外)を加える。塩もみし、しっかりと水けをしぼる。ひき肉と合わせ調味料の材料をすべて加え、粘りけが出るまでよくまぜ合わせる。

② 油揚げにあんを詰める
油揚げの切り目を開き、①の1/4量を詰める。残りも同様にする。

③ ふっくらと焼き上げる
フライパンを熱し②を入れて、ふたをし弱火で5〜10分蒸し焼きにする。上下を返し、さらに5〜10分蒸し焼きにする。全体にふっくらとしたら火を止め、食べやすい大きさに切って器に盛る。

◎1人分:306kcal ◎たんぱく質:22.5g ◎糖質:5.5g


\ポイント/
糖質カット+グルテンフリー! 小麦粉が体質に合わない人でも食べられる餃子。糖質をコントロールしている人にもおすすめ。