『となりのナースエイド』竜崎大河(高杉真宙)


今期冬ドラマの胸キュンキャラを語る上で、欠かせないのが竜崎大河。もう、MVPといっても過言ではないのでは……? と思ってしまうほど、心を鷲掴みにされました。大河先生は、ツンケンして見えるけれど、実は誰よりも人情深い人。とくに、澪のことは一目置いているので、「やだやだ」言いながらも、相談に乗ってあげたりする。ニャンコみがあって、最強にキュートなキャラクターなんです。


正直、最初はちょっぴり既視感があった『となりのナースエイド』。医療ものあるあるを詰め込んでいるというか。澪(川栄李奈)は、自分を人殺しだと言っていたけれど、どうせ殺していないんだろうなぁと思ったし、澪の姉が自殺ではなく他殺だったというのも、想定の範囲内だった。「とにかく、大河先生がかっこいいから見ている」という人もいたのではないでしょうか(わたしの友人には、何人かいました)。

 

しかし、第4話あたりからミステリー要素が出てきて、急激に面白くなってきました。それ以降は、リアタイ視聴したい作品のうちのひとつに。もしも、大河先生のときめきがなかったら、序盤で離脱していたかもしれない。こんなに面白いドラマに出会わせてくれてありがとう……! という気持ちでいっぱいです。