さて、今回一番多くの声が集まったのはスマホに関する習慣。生活におけるスマホの存在感の大きさはミドルエイジ女性においても例外ではありません。
本音その1
「呼吸をするようにスマホをいじってしまう」
「仕事でもプライベートでも手放せず、中毒かと」
「脳に『もっと情報をよこせ!』と言われているような切羽詰まった感覚になることも」
スマホ依存といっていい状態の方も多く見受けられました。多くの人がそれを自覚しつつも改善できない現状が浮き彫りに。あっという間に数時間が経ってしまうという声も多くありました。
本音その2
「深夜にソファでスマホを見ていると確実に寝落ちします」
「スマホに伴って遅く起きる習慣をやめたい」
スマホを手放せないために生活習慣が乱れている人も散見しました。対策としては「布団に入ったら強制的に読書に切り替える」、「お風呂には持ち込まない」など使用する場所を制限する声がありました。
本音その3
「首が前に出て猫背で姿勢が悪い」
「集中力の維持時間が短くなった気がする」
スマホの長時間使用に伴う影響は姿勢の悪さや集中力の低下にまで及んでいました。今回「私は脱・スマホしています」と言うメンバーはおらず、体に悪いとわかっていてもなかなか手放せない人が多い実情が明らかになりました。
やめたい考え方・やめなくてもいい活動
やめたい口癖や考え方についてもいろいろな声が寄せられました。一方で、「これはやめなくてもいいよね」と多くの人が賛同した活動もありました。
本音その1
「夫に『でも』『だって』と言ってしまう」
「家族につい嫌味を言ってしまう」
家族に対しては心を許しているせいなのか、よくない言い回しをしてしまう場合もある様子。今回の企画をきっかけに「もうやめます」と誓う方も。
本音その2
「なにかにつけ人と比較してしまう。やっぱり自分はダメだな、どうしようもない、と自分に呪いをかけている」
「仕事中にへりくだりすぎ、上司からもっと堂々としろと言われる」
これらの習慣を深掘りすると、「子供の頃からの癖で考え方を変えるのが難しい」、「上には上がいると思うとなかなか自分を褒められない」といった意見が出てきました。これに対しては「一人で考えていて責めてしまうならほかの人の視点も取り入れてみる」、「他人と比べず過去の自分からの成長に目を向ける」といった声が寄せられました。
本音その3
「掘り活。興味があることや好きなことをとことん掘り下げてしまう」
「私も掘り下げてしまうけれど性分だと思っていてやめたいと思ったことがなかった」
メンバーの一人が名付けた「掘り活」。趣味など興味があることを調べ、その結果に対して疑問が湧いてさらに調べ……をエンドレスに繰り返してしまうこと。あまりに時間を費やしてしまったメンバーが「やめたい習慣」に挙げたところ、主に美容や健康、お金周りを中心として「私もやっています!」といった声が多数集まりました。中には「好きな作家の本は全部読む」、「『顔の筋肉の走り方』を掘っている」といった声も。これに関しては「ほどほどにすればやめる必要はないのでは?」「自分の『好き』を追求するのは続けてもいい」と、楽しめる範囲ならばやめる必要はないという結論になりました。
文/Shoko
イラスト/リエコ
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