大物プロデューサーでラッパーの「ディディ」ことショーン・コムズ(54)が、性的人身売買と性的虐待の疑惑でマイアミとL.A.の自宅を完全武装したSWAT(米国の特殊部隊)に家宅捜索されるというショッキングなニュースが。この事件には英国王室のハリー王子やウィリアム皇太子のほか、ビヨンセの配偶者であるジェイ・Zなど大物セレブたちの名前が関係者として挙げられており、「第2のエプスタイン事件」だと、米国のマスコミを騒がせています。
ことの発端は2023年11月に、ディディの元恋人の女性が彼からの10年間にわたる性的暴行とDVを訴えたこと。調査するうちにFBIは、ディディが未成年を含む性的人身売買のほか、ドラッグや銃器の違法所持などの犯罪を犯していることを突き止め、今回の大掛かりな家宅捜索に踏み切ったとか。ディディは自宅で開催するパーティーで
・未成年の少女たちに薬物を強要して性的暴行を加えたほか、少女たちを大物セレブや政治家たちにあてがい、セックスワーカーとして性的な接待をさせる。
・スターを目指す若者たちに薬物を強要し、未成年の少年少女と性行為をさせてその様子を録画。それをネタに強請る。
この2つを行うことで、その巨大な人脈作りに被害者たちを利用してきたとみられています。このうち、起訴されたのは人身売買への関与。現在ディディは自家用ジェットで逃亡中ですが、もし逮捕されれば終身刑になる可能性もあるとの予測もあります。
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