あまりにも当たり前すぎて疑うことのない前提のことを「常識」と呼んだりしますが、賛否両論話題のドラマ「ふてほど」や「おっパン」を持ち出すまでもなく、「常識」こそ時代に合わせて巡り巡るもの。メイクアップの主役アイテムといえばアイシャドウとリップ、新色カタログでもそうよね、と長らく思ってきましたが、この春のとあるカタログは驚きでした。なんとフェイスカラー(それもかわいらしいピンクのチークではなく、微妙な違いのベージュカラーが中心のハイライトとシェーディング)が一気に20色登場。メイクの主役はもう常識が変わってます! 今週のお助けコスメはこちらです。


全20色を前に途方に暮れる40代へ。まず我々が手に取るべき1個目は「クリーム」一択です


ハイライトとシェーディングなんて教えてもらってきてないのに、急にうまく使いこなしなんかできない! しかも20色あるのは素晴らしいけど、どれがいいのか見当もつかない……。そんな同世代の方々の声が聞こえてくるような気がいたします。

上級者の方はもうお好みで選んでいただければと思いますが、私個人は大人の顔面への「なじみ」を重視したいので「クリーム」を推させていただきたいと思います。色は……ニュアンスの違いなので、まずは好きかどうかで選んでみても大きな失敗にはならないはず。

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公式サイトからお借りしました。今回の20色は粉タイプとクリームタイプに大きく分かれるのですが、私が青で囲んだところが「クリーム」タイプ。個人的に春注目しているラベンダーカラーの【PU101】と、パールなしでよりなじみを重視した【BR356】を使ってみました。


結果を見ていただくのが早いと思いますので、じゃんじゃん載せますね。

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眉、アイシャドウ、リップのみメイクしたビフォーです。図のように指で塗りました。
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手元に塗ってみた色みはこんな感じ。発色はおだやかで失敗しにくく使いやすいです。
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鼻の下部分は、このように指の腹で擦りつけるように塗りました。
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左がハイライト・シェーディング前、右がハイライト・シェーディング後。シェーディングをチーク代わりにし、他には何も塗っていません。明らかにパーツが顔の真ん中によって小顔に見えませんか? 元の顔がたるんでいるからこそ、効果がわかりすぎておもしろい〜。

メイクのいいところは、整形的施術と違って顔を洗えば落ちること。はじめのうちはうまくいかないかもしれませんが、この歳になってはじめての失敗というのは、それはそれで尊いもの。恐れずハイライト・シェーディングにトライしてみてはいかがでしょうか? なんと一個990円ですので気軽です。よろしければお試しになってみてください。
 

 


前回記事「茶ベージュメインの40代マンネリ顔にこそ効く!薄紫のチークでほんの少しの意外性を」はこちら>>

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