タイトルの情報だけでもう面白いのですが、あの映画『ブリジット・ジョーンズ』シリーズが、9年ぶりにスクリーンにカムバックします。
ブリジットは映画の中でもちゃんと(?)歳を重ね、今度は50代に。前作にあたるシリーズ3作目『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』ではコリン・ファース演じるマーク・ダーシーの子を妊娠、紆余曲折の末結婚しましたが、今作ではマークは亡くなり、ブリジットは未亡人のシングルマザーという設定になっています。再び独身となったブリジットは傷心が癒やされるにつれ、20歳以上も年下の男性と距離を縮めていく、というストーリーだそう。
1作目でアラサー独身女性のブリジットが失恋してベッドの上でセリーヌ・ディオンの『All By Myself』を口パクで熱唱するシーンは、映画史に残る名シーン。シングル女性の「あるある」に共感した女性も多いはず。
以前も書いたかもしれないのですが、私は原作の小説『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月』が開設した日記ブログサイトで『社内恋愛のススメ』というブログを毎日夢中になって執筆していたので、この作品には個人的にものすごく思い入れがあります。
あのとき30代だったブリジットがもう50代だなんて。自分と同じように歳を重ね、自分と同じように(私はバツイチ、彼女は死別という違いはあったとしても)シングル市場に戻った彼女に、今回もめちゃくちゃ共感してしまいそう。
『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ4作目となるこの作品のタイトルは『ブリジット・ジョーンズ・ダイアリー マッド・アバウト・ザ・ボーイズ(原題)』で、脚本は原作者のヘレン・フィールディングが執筆。アメリカでの公開は来年2月のバレンタイン・デー、イギリスでの公開日は未定とのこと。
また、ヒュー・グラントと、産婦人科医を演じたエマ・トンプソンは今回も出演しているとか。
50代になってもやっぱり恋愛体質のブリジットは、漫画『ハッピーマニア』の続編、『後ハッピーマニア』でのシゲカヨの状況とも被るところがあり、英日のアラフィフ恋愛体質女性の成れの果て(?)を比べてみるのも面白そう。ふたりのことを他人ごととは思えない私は、日本公開を待ち望んでおります。
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