2013年「子育てと公務の両立」
無事に第一子の長男ジョージ王子が誕生。31年ぶりの未来の君主誕生に、世界中が注目しました。
ダイアナ妃の時と同様、恒例となった病院前でのお披露目では、登場時こそ母キャサリン妃がベイビーを抱かれていましたが、途中で父ウィリアム王子が代わって息子を抱かれ、更に帰宅時には車にチャイルドシートを設置するイクメンぶりを見せられました。
その直後からは、実家ミドルトン家のサポートこそ受けるも、王室伝統のナニー(乳母)は雇わず、できるだけご夫妻だけで子育てを、と奮闘。
しかし、数ヵ月の挑戦の末、不可能だと判断され、かつてウィリアム皇太子のナニーだった女性にパートタイムで助けを得られるも、結果的には正式なナニーを雇用することに。生後8ヵ月でジョージ王子も同行された初の海外ツアーでは、現在に至るまで家族の一員となったナニーのマリアさんがしっかり同行、ご一家をサポートされました。
“公務ファースト”が当たり前の王室の考え方から、夫婦で子育てを分担し、“子供ファースト”で仕事と子育ての両立を目指す、新たなスタイルを示されてきたご夫妻。いかにご自分たちの手で子育てをやっていらっしゃるかが伺えたのは、キャサリン妃の頭上が白髪混じりだった時。後にも先にも、これはジョージ王子誕生後のこの時だけです。
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