ボーダー、ジャケット、シャツ...シンプルでかっこいい、パリマダム達の着こなしのコツは？【オーバー50代・海外マダムスナップ】

スタイリスト福田麻琴さんが、今気になる海外マダムの着こなしをチェック！ 今日は福田さんが昔から影響を受けているというパリマダム達の定番スタイルに注目。シンプルだけど洒落て見える、おしゃれなマダム達の着こなしを厳選してご紹介します！

関連記事
シンプルで真似したくなる「クワイエットラグジュアリー」40、50代以上にもおすすめの着こなしは？【海外マダムスナップ】＞＞

「ボーダーはシックに着こなそう」

「シャネルやピカソも愛したボーダー（バスクシャツ）。この時代からユニセックスな魅力があったのと同時に、海辺が似合うラフな感覚があったのが新鮮です。スポーティやボーイッシュな印象も強いため、大人が着る時は少し工夫が必要かも！ 」（福田さん）

カジュアルなボーダー、
細めピッチで大人っぽく取り入れて

「コーディネートを白と黒でまとめればカジュアルなボーダーも大人っぽく取り入れることができます。個人的にはピッチが細いほどさらに洗練されて見える気がするので、まずはこちらのマダムのように細めから挑戦してみると着やすいと思います」（福田さん）

白いボトムを合わせると
爽やかな印象に

「春夏はボトムに白を合わせるとモノトーンだけど明るい爽やかな印象になるのでおすすめです。このボーダーというアイテム、パンツはもちろんスカートにも合うので、白や明るい色のボトムに合わせると、春のお出かけにぴったりですね」（福田さん）

「定番ジャケット」は
パリマダムのマストアイテム！

「パリ留学時代、こんな素敵な人達のスナップばかりしていたので、今もパリマダムが気になり続けているワケですが、その中でもやっぱりジャケットを着ている人が多かった！ ボーダー合わせでも、ドレスシーンでも、季節を問わずみんなジャケット。一人一枚ジャケットを持っているのでは？ と思えるほど。そしてまんまと憧れ、その後私もパリブランドのジャケットを買うことになるのです（笑）」（福田さん）

関連記事
春アウターは「ミリタリージャケット」。意外に便利なミントグリーンで軽やかに＞＞

オフホワイトのジャケットは
デニムで抜け感をプラス

「今年ならこんなオフホワイトのジャケットが気分です。私が持っているのは黒ばかりなので、とても新鮮な気分になれること間違いなし。デニムで抜け感を出して、キャミソール合わせでデコルテもヘルシーに露出できたらいいなぁ」（福田さん）

「シャツ」を自分らしく
ワンツーコーデも新鮮に

「まさに大好きなワンツーコーデ。春夏コーデの魅力は、ワンツーでコーディネートが叶うところ。アイテムが少ない分、着こなし方は楽しんで欲しいです。腕をぐるぐるまくってネックレスやバングルをあしらえば、アイテム数は少ないけれど、世界に一つだけのシャツコーデが出来上がります。この“世界に一つだけ“を作り出すのが上手いんですよねぇ、パリマダムは」（福田さん）

シンプルなシャツコーデを
ベルトでアレンジ！

「エマニュエルさんらしいベルトでアレンジを効かせたシャツコーディネートです。エマニュエルファンになると、ベルトアレンジは“あぁ、彼女らしい！”と感じるのですが、はじめましての皆さんは、新鮮！　と思って頂けたら何よりです。こうやってシンプルなワンツーコーディネートも唯一無二になってくんですねぇ」（福田さん）

太めのストライプ柄シャツは
モノトーンでまとめるのがポイント！

「シャツはシャツでも、トレンドのストライプシャツ。わりと太めのストライプをサラッと大人っぽく着こなしているなんて、さすがマダムです！ 印象が子供っぽくなりそうなアイテムは、やっぱりモノトーンでまとめると上手くいきます。一点のデザインもそうですが、何色でコーディネートするかも重要です」（福田さん）

定番アイテムもそれぞれのスタイルで着こなすのがパリマダム流。どのスタイリングもかっこいいですね！ パリが大好きな福田さんならではのセレクト、次回もお楽しみに！

関連記事
パリでも大人気「吉田カバン」のトートバッグ。春に着たくなるシャツワンピースに合わせて＞＞
 

前回記事「シンプルで真似したくなる「クワイエットラグジュアリー」40、50代以上にもおすすめの着こなしは？【海外マダムスナップ】」はこちら＞＞