一番人気は始めやすいあのお仕事
一番人気は、ライター業だそう。
「『文章なら誰でも書ける』ことから、主婦の方たちに人気の仕事ですね。ただ、急激に増えたため、今は供給過多。普通に文章を書くだけだと、単価も上がりにくいです。
最近だと、Webデザイナー、オンライン秘書、動画編集者、家事代行も人気です」(内田さん)
やりたいこと、得意なこと、自分の好きな時間にできることがお金になるのも魅力的です。でも、単価が上がりにくいとか聞くと、初心者としては躊躇してしまいそうです。
「いくら稼ぐかは、始める前からあまり気にしない方がいいと思います。
自分で仕事を探して、こなして、個人の力で稼ぐ対価は、たとえ500円でもうれしいものです。
経験を積み、スキルを高め、対応できる幅を広げれば、単価はもちろん上がっていきます。仕事やスキルアップにどれくらいコミットできるかで、次のステップを決めればいいのではないでしょうか」(内田さん)
ちなみに、会社員の副業の場合、最初は月3〜5万円を目指す人が多いそう。
Workship MAGAZINEでは「副業で月10万円稼ぐコツは?」の反響が高いとのことでした。
「まず、月3〜5万円稼ぐくらい働くと、その仕事の仕組みや働き方がわかってきます。そこからコツをつかみ、最終的に月20〜30万円、なかには50万〜100万円まで稼ぐ人もいます。
もしハードルが高ければ、最初は月5000円を目指すところからでもいいと思います」(内田さん)
向き不向きは特になし!
個人で働く場合(フリーランス、副業を目指すかどうかはちょっと置いておいて)、向いている人、向いていない人っているのでしょうか?
「向き不向きは特にありません。
1回試してみて、スキル的に向いてない、好きではないと思うならば、また別の仕事にチャレンジすればいいだけです。それが個人で働く自由なところですよね。
強いて言うなら、請求書の管理や取引先とのコミュニケーションが苦手な方はちょっと頑張る必要があるかもしれません」(内田さん)
何か始めようと思ったら、とりあえず、スキルシェアやクラウドソーシングのプラットフォームに掲載されているお仕事をのぞいてみるのもおすすめです。
ちょっと下記をご覧ください。
これらはすべてスキルシェアのプラットフォーム「ココナラ スキルマーケット」で販売されている「個人のスキル」なんです。
ね、なんか自分ができそうなこと、見つけられそうな気がしてきたでしょう?
「例えば、知り合いの引っ越しを手伝ってお金をもらう。これもある意味、個人で受けた仕事といえます。別に、どこかのプラットフォームに登録しなくても、自分の周りのつながりからお金を得ることから始めるのもアリです。
前職の人に声をかけてみて、業務委託で何かお仕事をもらってみる。そんな始まり方も、意外に多いですよ」(内田さん)
どこも人材不足のこのご時世。働く場所も、働き方も柔軟になっているからこそ、自分らしい働き方を模索してみましょう。
構成/佐野倫子
イラスト/Semo
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