レチノール、ヒアルロン酸、ビタミンC、ナイアシンアミド、ペプチド……。 シミやシワが薄くなったかも、毛穴がなくなったかも、そんななんとなくの効果ではなく、肌悩みを確実にどうにかしたい、そんなニーズに応え、成分名と効果を前面に出してアピールする化粧品が増えていますよね。
最新成分を調合した製品はたしかに魅力的で、レビューも良いけれど、高価格だし、肌に合わなかった場合を考えるとなかなか手が出せない方が、多いのでは?
そんな方にぜひオススメしたいのが、以前からスキンケアマニアが注目し、海外通販経由でこぞって買っているカナダ発のスキンケアブランド「The Ordinary」。手に取りやすい価格と高濃度の成分が画期的で、これは美容好きでなくても色々試してみたくなるくらい魅力があるブランドです。
The Ordinaryってどんなブランド?
The Ordinaryの発売元はDECIEMという企業。2016年にカナダ、トロントで誕生し、ブランド名は日本語にして「普通」。この名前は、既存の、ごく普通の(オーディナリーな)、化粧品業界では広く汎用されている成分を採用していることに由来します。優れた成分を適正価格で提供し、より高品質なスキンケアを提供したい! という透明性を重視した企業ポリシーに共感が集まり、宣伝なしで、口コミ人気により瞬く間に世界で人気のブランドになりました。
その人気の秘密は……
● 1000円台からという手に取りやすい価格設定であること。
● 1成分、もしくは+αの成分をブレンドした単一フォーミュラで、効果がわかりやすい。自分の肌に合わせてカスタマイズできること。
● 全製品動物由来の原料を一切使用しておらず、PETAによりヴィーガン認定を受けており、動物実験を行っていないこと。
在籍する150名以上の科学者が成分の開発、製品作りから発送後のカスタマーサービスまで担当。誠実さ、透明性、思いやりを原則に創立されたというDECIEMの企業姿勢は製品やカスタマー対応に現れていて、お金儲けや弱者切り捨て、とは正反対の「クリーン」で「オネスト」な感じがたまらなく今っぽいです。
手に取りやすい価格、その理由は?
買いやすいのは嬉しいけれど、どこかダウングレードしてコストカットしているのでは? と考えてしまいますが、その理由はまさに納得できるもの。
● 既存の、安全性が検証されている成分のみ使用。
● 単一、もしくは単二成分のみで構成されているので、フォーミュレーションテストの必要がない。
● 有名人による宣伝を行わない。
● シンプルな容器で統一し、ラベルを変えるだけにしている。
● すべて自社製造している。
新製品を出すにあたってメーカーは開発費に加え、多くのテストを経て安全性を確認、もちろん人件費、宣伝費、材料費……をかけて発売にいたるわけで、すでに何年も前からある既存の成分ならばさらなる検証は不要ということですね。
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