こんにちは。美容コラムニストの福本敦子です。

先日お友達と兼ねてから計画していた箱根旅行に行ってきました。行き先は、箱根、富士屋ホテル。そこは私にとって格式と品のあるご褒美プレイスなのですが、今回もまた美しく、サービスも良く、満たされた気持ちにさせてもらいました。

【季節の変わり目の、ちょうどいい“肌”の作り方】素材感を変えよう。服も美容も<福本敦子>_img0
 
【季節の変わり目の、ちょうどいい“肌”の作り方】素材感を変えよう。服も美容も<福本敦子>_img1
 

ホテルの建物の中はおそらく宮大工さんが施したであろう木彫りの動物や植物が美しく、見てるだけで眼福。館内のミュージアムなどでその歴史を見て楽しむことも可能です。

この旅行は素敵なものを見るのが好きなお友達と、特に何でもない時に数ヵ月前に計画したもの。行こうよ、という話になって当日近辺にはどうなっているかわからない中で計画したのですが、未来を先に買うような形でこんな計画をしていると、後々実はそれがいいタイミングだったり、自分への予期せぬ癒しになったりするものです。

 


この旅は日々の忙しさに少しエネルギー不足になっていた私たちにぽっかりと浮かんだ、非日常の癒しになりました。

パートナーや家族と行くより、女友達とが楽しい時もある。普段毎日顔を合わせている訳ではないからこその友達との会話に救われることもありますよね。確かこの日は眠る2秒前まで話していた記憶があります。

さてこの日の朝、私は着るものに迷いました。3月の終わり、都会から山へ行くわけですが場所はホテル。少しきちんとした格好がしたいけれど、冬と春の不安定な季節の境にどうするか?

結局シルクシャツとウールベストに、ジャケットを羽織っていきました。頭の中では少し、気持ちは春なのに、冬を引きずったようなジャケットの素材の重たさが若干気になっていましたが、そこは機能性重視。寒いのは嫌、ということでそのまま向かい集合場所へ。

そこへ現れた友人を見て「なるほど」と思いました。彼女もジャケットを着ていましたが素材は麻が含まれたもので見た目が軽やか。そこに重ね着をして寒さを防ぐというスマートかつ素敵な方法でコーディネートをしていました。流石、その手があったか……! と唸る私。

風景や季節、気温と合ったスタイルをしていると、より一層その人が
素敵に見えるもの。

時折合理性に偏ってしまい、これでいいっしょ的なスピード感を重視した雑コーデになってしまう私に、その友人の着こなしはとてもヒントをくれました。

↓なので動画まで作ってしまいました


本日の一品


洋服だけでなく、実は美容も然り。今の時期、テクスチュアが気になるのはファンデーションとスキンケアのクリーム選び。季節の変わり目でクリームやオイルを軽めにしたり、ファンデーションも重めのものからUV重視の薄づきのものに変えると、不要なベタベタ感や重さからも解放され気分も上がります。

私はよく下地を変えるのですが、いまのお気に入りはこちら。

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いまのお気に入り。Waphyto UVクリーム ナチュラルベージュ  SPF40/PA+++¥4400

正直、私個人はとても日焼けしやすいので日焼け自体を避けるのは難しくても最低限の紫外線ダメージをカバーしつつ、フレッシュで健康的な肌に仕上げてくれるのがポイント。日焼けや紫外線の考え方についてはまたどこかで書いていきたいなぁと思っています。

その時に適した、機能も見た目もちょうどいいものを選ぶセンス、伸ばしていきたいですね。


写真・文/福本敦子
 

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