こんにちは。
先日京都に祇園甲部の芸妓さん・舞妓さんによる舞踊公演「都をどり」を観に行ってきました。
私も知らなかったこの行事、友達に誘われて行ったのですが、当然ながら出演者はすべて女性ばかり。舞台上の舞妓さん、三味線・笛・鼓を奏でる方、長唄のお姉さん方など、いろんな年代の女性が一堂に会しており、それぞれ違った舞台上での役割を全うしていました。
たくさん練習したんだろうなというこの日までの長いプロセスを感じると同時に、長いこと美容関連の仕事をしていて女性に関わる機会の深かった私は「女性の生き方」そのものにも当然深く関心があり、舞台上のあらゆる年代の女性を見て、今後の自分のあり方についても考えさせられるものがありました。感想をひとことで表すのは中々難しいのですが、芸事と文化、あらゆる年代の女性、京都という土地柄などいろいろな要素がひとつに集まった見応えのある舞台でございました。
さて舞台を見ていて目に止まったのが舞子さん・芸妓さんの首の美しさです。
うなじには3本足と呼ばれる晴れの日の舞台用のおしろいを使ったお化粧が施されており、首を長く見せるという隠し技の要素も含んだ装いなのだそう。舞台に立つ舞妓さんそのものの、人に見られること、魅せることを意識したスッとした首の動きや佇まいにも目を奪われました。
昨今言われているスマホ首や肩こりなど首肩周りや姿勢が気になっていた私は、その夜から念入りに首のストレッチやケアをしようと密かに思いを馳せたのでした。
話は変わりますが過去にニュージーランドのローズヒップオイルブランドの創業者の女性にお会いしたことがあるのですが、その方の肌には60代近くとは思えないほどのハリがあり、秘訣は何なのかお伺いしたところほぼ毎日ローズヒップオイルでケアをしているとの事。
100%のローズヒップオイルは比較的手頃に手にすることのできる植物性オイルなのですが、傷やシワに効果的とされるビタミンが豊富に含まれていると伝えられ、これからの紫外線の季節や肌荒れの時期に活躍するアイテムです。定番だからこそ最近は日常に追われすっかり忘れていた! のでまたこれを機に使用を再開しようと思います。もちろん、首のシワ対策にも。
本日の一品
首の見た目にも影響し、目のツボもあると言われる頭と首の付け根のあたりや首とも繋がっている頭皮はいつも柔らかく保ちたいのが本望。デイリーなケアとして使っているスキャルプブラシ。シャンプーしながら使うのですが、丸みのあるフォルムが頭の形にフィットし、グワシッと頭を包み込める感覚が気持ちいい。気になったときにがんばらずに続けるのがコツ。
写真・文/福本敦子
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