ほぼ毎日朝から晩まで、自炊生活をしている我が家。パリだけど、和風も中華も洋風もありの、普段ごはんの様子をご紹介する連載。今回は先週に引き続き、日本一時帰国中に食べたもの、あれこれの番外編です!

○月×日
朝食:なし
昼食:カレー屋さんでインドカレー
夕食:熊本のお宿で夕食、地元の味をあれこれ(写真)
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今回の日本滞在では、東京だけでなく地方にも足を運べました! まず訪れたのは、熊本。大学時代に知り合った(それ以来、30年間全く連絡を取っていなかったのに)知人が開いている塾のスタッフの方が、我が家のYouTubeを観てくださっていたというびっくりなご縁があり。その塾に通う子どもさんによる質問会のゲストスピーカーをお引き受けするということで、熊本を訪れたのでした。

せっかくの熊本。どうしても温泉に行きたくて、一日だけあったフリーの日を当てこんで、熊本駅周辺から電車で行ける温泉宿を検索。そこで見つけたのが、日奈久温泉です。熊本の人たち誰に話しても「あそこは鄙びた温泉街で」と口を揃えて言うような場所だったのですが、これがとっても正解! GW中でも観光客だらけで辛い〜なんてこともなく、のんびり。とっても有意義に過ごせました。

私が予約したのは、全室半露天風呂がついているのがウリの「浜膳旅館」。お部屋は小さめだったけれど、お風呂は一人には有り余るほどの広さ。気が向くと、1秒後にはどぶ〜ん! とお風呂に浸かれる、その気楽さが最高でした。

温泉だけでなく、ご飯も素晴らしくて! 鮑や伊勢海老なども入ったお造りや、熊本に行ったら絶対食べたい!と思っていた霜降り馬刺しだけでなく、赤牛の溶岩焼きやらビーフシチューやら、とにかくおもてなし度がすごい。一人客は当然ながら私だけでしたが、サービスの方達が明るく気さくに声をかけてくださって、居心地もとても良かったです。

お部屋に戻り、お腹がいっぱいすぎてバタリと寝るものの、夜中にむっくり起きて温泉に入る。半露天風呂は気持ち良すぎて、結局チェックアウトまでに計6回も入ったほどです。ちなみに翌日の朝ごはん(写真4枚目)も、めっちゃ充実でした!

 
○月×日
朝食:なし
昼食:うどん屋さんで麻辣うどんと山菜の天ぷら
夕食:塩麹漬け鹿のスペアリブと芽キャベツのグリル、田舎風パテなどシャルキュトリー色々、板春雨の炒め煮(写真)
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熊本から東京に戻った翌朝、今度は松本へ移動。松本に一晩した後は、友人たちの別荘がある山梨へさらに移動。なかなか移動の多いGWでありました。

「食べきれないほど食材がもうあるから」ということで、何も持たずに訪れた友人たちの別荘。果たしてその通りで、冷蔵庫からわんさか食材が出てきた(笑)! 

前日から漬け込んであったという塩麹漬けの鹿のスペアリブは、臭みもなく滋味深い美味しさ。シャルキュトリーは、フランスでヘタに食べるものより美味しいんじゃない?! と思う味わいで、ちょっとチーズが入っていたりするのも、日本っぽくて良き。板春雨の炒め煮は、某インスタグラマーさんのレシピだそう。本人たちはうまくいかなかったと、あまり納得がいっていなかったようだけれど、そもそも板春雨なんて食べたことがほとんどないので、それだけでも面白くて美味しかったです。

 
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