とどまることを知らない韓国ドラマブーム。当記事は、ライター・小澤サチエが、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
韓国ドラマの中には、社会現象級のヒットを記録した……と言われる作品が時折現れます。最近で言うと、『涙の女王』。視聴率が『愛の不時着』を上回ったことで、さらなる話題となりました。
私は職業柄、友人からおすすめの韓国ドラマを聞かれる機会が多いのですが、最近は「普段はほとんど韓国ドラマを観ない」という友達からも「おすすめドラマ教えて!」と言われることがあります。
そんな時におすすめしているのが、社会現象と呼ばれるほど過去にヒットした、国民的ヒットドラマ。今回は、韓国ドラマ初心者におすすめしたい、伝説級のヒットドラマ5選を紹介します!
過去記事:「結婚3年で冷え切った夫婦は、再び愛し合える...?」今最も熱い韓国ドラマ『涙の女王』大ヒットの理由>>
ラブコメの代表作! イケメン御曹司にときめきが止まらない『キム秘書はいったい、なぜ?』
ラブコメの代表作! と言っても過言ではない、『キム秘書はいったい、なぜ?』(2019)。
主演は、『梨泰院クラス』のパク・ソジュンと、『私の夫と結婚して』のパク・ミニョン……というトップスターのふたり。ビジュアル最強の二人が織りなすラブコメに、終始胸キュンしっぱなしです!
特に、当時「ラブコメの神」と言われていたパク・ソジュン、ナルシストなツンデレ御曹司役が本当にハマっています。全女性が憧れそうなときめきシーンが続々飛び出して、見どころがたくさん!
軽快なテンポで展開していくので、ドロドロ系ドラマが苦手な人にもぜひおすすめしたい作品。放送当時は真似する人が続出したと言われるパク・ミニョンのラブリーなOLファッションにも注目です。
ちなみに『キム秘書はいったい、なぜ?』が好きな人には、同じく社内ラブコメのヒット作『社内お見合い』(2022)もおすすめ。
身分違いの恋の行く末は……? 超豪華キャストが集結した『相続者たち』
2013年に大ヒットを記録したドラマ『相続者たち』。主演は、大企業の御曹司を演じるイ・ミンホと、住み込み家政婦の娘であるヒロインを演じるパク・シネ。
身分違いの二人のラブロマンス……という韓ドラらしい設定に加えて、財閥経営者などのセレブたちが集う高校に放り込まれてしまった、パク・シネ演じるヒロインの奮闘ぶりが面白いです!
イ・ミンホといえば、王子様っぽいイケメン役がピッタリのイメージ。『花より男子』のジュンピョ役(道明寺)がバッチリ似合っていましたよね。
そんなイ・ミンホの御曹司役がふたたび拝めるのですが、本作では、婚外子ゆえの葛藤に苦しみながら大きな壁に立ち向かい、ヒロインを守ろうと闘う姿がカッコいい!
イ・ミンホとパク・シネというスター同士の共演に加えて、脇を固める出演者たちが超豪華! ミンホのライバルを演じるのは、キム・ウビン。
さらには『ドクタースランプ』などで今や大人気のパク・ヒョンシクや、先日記録的なヒットを果たした『涙の女王』でヒロインを演じたキム・ジウォンなど、現在のスターたちのブレイク前の姿が見られる作品です!
世界が泣いた、ファンタジーロマンスの代名詞。コン・ユの“大人の魅力”がたまらない『トッケビ』
『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016〜2017)も、伝説的ヒットを飛ばした韓国ドラマのひとつ。
本作をきっかけに韓国ドラマの世界にのめり込んだ……という声を聞くことも多い作品です。
コン・ユが演じる、不滅の命を持つ“トッケビ”と、キム・ゴウン演じる女子高生のヒロインの愛を描いたファンタジーロマンス。脚本家は『相続者たち』『太陽の末裔』『ザ・グローリー』などを手掛けた大ヒットメーカーのキム・ウンスク。
本作は「トッケビ・シンドローム」を巻き起こし、コン・ユが放つ大人の魅力に惹かれて、沼落ちする人が続出。キスシーンも話題になりました。「泣ける韓国ドラマ」としても名高い、歴史に残る超名作。
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