脂身がのったジューシーなお肉や、こってりしたお料理。美味しくてパワーはでるけれど、そういうものばかり食べていると、急に白米とみそ汁が欲しくなる……。
スキンケアも同じで、パワフルな美容有効成分を求めてあれやこれや使っていると、突如、「シンプルに素直にしたい!!」って思うことがありますよね。
のんびり過ごしたGWの反動なのか、なんだかいろいろ疲れたな……と急に感じた先週。あれこれスキンケアをするのも面倒になって、シンプルにしたくなったんです。
とはいっても、アラフィフという年齢的に化粧水だけじゃ無理。オールインワンのジェルも、なんだか微妙に違う。そんな気分のなか、使ってみて良かったのがジュリークのハーバル オイルインセラムでした。
使用法は簡単。化粧水のあとに、4〜5滴、このセラムを馴染ませるだけ。上質なエッセンシャルオイルのような、やわらかなハーバルシトラスの香りも好み。
このセラム、瞬時にぐんぐん、肌に吸い込まれるようなみずみずしいタイプではありません。むしろ、ジェルともオイルとも違う、薄膜ながらもまるみがあるような柔らかな独特のテクスチャー。肌表面でスルスルと、しばらくとどまっているような感覚があります。
でも、不思議とオイルのようなベタつき感はないんですよね。上質な植物エキスを含むエッセンスとオイル8:2をその場でシェイクする2層タイプだからでしょうか。非常に指滑りがいいんです。そしてスルスルと馴染ませているうちに、ふと気づくとセラムが肌と一体化しているんです。肌はふわっと柔らかくなっています。
本来は、このあとにクリームなどを重ねた方がいいのかもしれませんが、シンプルにしたい気分だった私は、夜のケアを化粧水+ハーバル オイルインセラムだけで終了。
にもかかわらず、翌朝の肌が全然乾いていない。さらに、ぐっすり熟睡したあとのように、なんだかほどよいツヤ感と透明感まである!
最初は気のせいかと思いましたが、2日、3日と使い続けても、翌朝の感覚が同じ。むしろ前日よりも透明感が増しているような……?
もともと貧血ぎみなこともあって、最近ますますくすみが気になっていましたが、ひさしぶりにファンデを使わず、ノーカーラーの日焼け止めお粉だけで過ごせました(在宅勤務ではありましたが……)
このセラム、2層式なので使用する直前にシェイクします。どうやらそのシェイクのおかげて、素材の良さをフレッシュに感じることができるのだとか。
長年にわたり、南オーストラリア、アデレードの自社農園においてバイオダイナミック無農薬有機農法で、生命力の高い植物を栽培しているジュリーク。それらを独自の方法で抽出してスキンケア製品に使用しているというだけあって、オーガニックであるにも関わらず、高い効果が期待できます。
即効性は感じにくいかもしれませんが、有機野菜を食べ続けることによって身体がどんどん浄化されていく……。それに近いものを、ジュリークの製品を使うたびに感じるんですよね。
最近、社会・環境パフォーマンス、公的な透明性、持続可能性および説明責任において優れた企業のみに与えられる国際的な民間認証制度、『B Corporation』を取得したというジュリーク。1985年の誕生以来、土作りから植物の栽培、製造から品質管理に至るまで、一貫して行い、「自然を贅沢に極めるこだわりの化粧品」を作り続けています。流行のオーガニックではなく、ずっとオーガニックであり、その世界を牽引してきたジュリークだからこそ、信頼感は格別。
なにかあったら、ジュリークを使っておこう。昔も今もそんなふうに思わせてくれる、常に近くに置いておきたいブランドです。
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