日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、友人関係とSNSにまつわるモヤモヤエピソードです。
「あのお店、正直イマイチだねw」
エピソードをお寄せくださったのは、SNSでおいしいレストランやコスメを紹介しているマイカさん(40歳・会社員)。
友人のSNSを見ていて、ショックなことがありました。
私は、趣味のSNSでおすすめのレストランやコスメを紹介しています。平日は会社員として働いていますが、週末に投稿を作るのは気分転換にもなるし、「投稿楽しみにしています」「おすすめのお店、行ってみました!」などとコメントをもらうととても嬉しくて。写真や文章を工夫したり、コメント返信もまめにしたりして、SNSの存在は私にとって大きなものになっています。
そんなSNSで繋がっている友人の一人に、「●●駅の近くでおいしいお店探しているんだけど、おすすめある?」と聞かれました。
こういう質問は大得意なので、いくつかピックアップして紹介。価格帯やカジュアル度もほどよくばらけさせて、「シチュエーションによって選んでね」とコメント付きで返信したんです。
そして数か月経ち、そのやりとりも忘れた頃に友人のSNSに投稿が。「このお店は初めて行ってみたんだけれど、客層が若めで騒がしくて、ちょっとイマイチだった~w」というコメントと共に、私がおすすめしたお店が紹介されていたんです。
私がおすすめしたことは投稿には書かれていなかったのですが、「ここ、私が教えてあげたお店じゃん……」とショックでした。せっかく親切でおすすめしたのに、私の目にも入る場所でディスるなんて……。
それ以降も友人は知らんぷりだし、SNSに投稿するときになんだかモヤモヤしてしまっています。
ネガティブコメント投稿時の心得
お友達におすすめしたお店について、ネガティブなコメントがされているのを目撃してしまったんですね。その人がマイカさんからおすすめされたお店だということを忘れてしまっているのかもしれませんが、せっかくの好意がむげにされたような気持ちになってしまうの、分かります。
マイカさんのモヤモヤ話を読んで改めて、お店や商品・人に対するネガティブなコメントをSNSで投稿することの難しさを感じました。
人にはいろんな意見があるので、褒めるコメントしか投稿してはいけないということはもちろんないと思います。自分の好き嫌いを自由に発信できるのが、SNSの面白さということもありますよね。でももし、知らず知らず誰かを傷つけたり怒らせたりすることを避けたいのであれば、「これを好きだという人が、この投稿を見るかもしれない」ということは忘れないでいた方がいいですね。
鍵アカにするとか、友人限定公開にするとか、それが好きな人も嫌いな人も納得できるような表現に工夫するとか……。そういった創意工夫は、マイカさんの今後のSNS活動にも生きるはず。今回の件は、これからもっと多くの人に支持される投稿を作っていくための勉強になったと捉えられないでしょうか。
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