2022年から当時小学6年生だった息子がカナダのバンクーバー郊外の公立の学校に留学。2024年9月には留学生活も3年目に入ります。つい先日、計画とは違った大きな出費があったエピソードを紹介します。
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留学当初は想定していなかった200万を支払うことになりました
先日、2024年9月からの留学費用200万円ちょっとを教育委員会に支払いました。留学するのにお金がかかるのは当然のことなのですが、これは私の計画とは違っていて……。
カナダの公立の学校に留学する場合、親が1年以上の学生ビザ(スタディパーミット)を取得する、親が1年以上のワークビザ(ワークパーミット)、親が永住権(PR)を取得するなど、一定の条件を満たすと、子供は何人でも高校卒業まで学費無料で、ローカルの子と同じような扱いで学校に通うことができます。もちろん、英語のレベルが追いついていなかったら、ELL(英語学習者向けの授業)を受けることもできます。
留学当初に考えていたのは、もし息子がカナダ留学を気に入り、延長して滞在したいとなったら、私がどうにかワークビザを取得したいということ。幸い、すぐにカナダのことを気に入ったので、渡航したばかりの頃、つまり今から2年前くらいには移民コンサルタント(ビザや永住権に関する専門家)に相談を始めました。
計画通りに行けば、2024年9月入学からは、子供を無料で学校に通わせられる予定だったんです。2年もすれば流石にビザが取れているでしょう、という私個人の推測的願望ではあったのですが……(異国の地でビザを取ることは、本当にハードルが高いですね)。なので、先日支払った200万円ちょっとは、想定外の出費となったのでした。
年々留学生が増えているからか、教育委員会の支払いシステムもさらに進化していたのにも驚き! 初回は海外送金をしている銀行に予約を取って日本から送金をし、先方に着金するまでも数日間かかっていました。前回は日本から海外送金をしてカナダの銀行に足を運んで、窓口から送金。わりと手間がかかっていたのですが、今回はオンラインでクレジットカードやデビッドカードを使って簡単に(先方への着金もその日のうちに)支払いができる方法ができていました。なので、たった1分で200万円の送金が完了……。
さらには、円安に加えて、毎年学費も上がっており、2年前は年間150円程度の感覚だったのが、今は年間200万円超え。これも想定外でした。
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