お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。

今回のお店は…料理のクオリティはビストロ以上なのに、カフェ感覚で使える気楽さが嬉しいフレンチです!

自然派ワイン×ビストロの、昼から夜まで頼れる店。
ビストロ アンクゥー(広尾)

カフェみたいな気楽さがいまどき。<br />フレンチ食べに、広尾のビストロへ。_img0
鮮魚のポワレ 季節のお野菜を添えて ¥2100

フランス修業時代に自然派ワインの素晴らしさに開眼。いち早く自然派のビストロ「ル・ギャルソン・ド・ラ・ヴィーニュ」を手がけた飯野瑞樹さんが、同店を閉め、店名も新たにオープンした店だ。飯野さん、その自然派ワインを片手に「実は、日本酒も置いているんですよ」。自然派が当たり前になったいま、今度は日本人がほっとするビストロを作りたかったのだといいます。だから、素材も国産にこだわれば、すっぽんやわさびを使った料理もちらり。もちろん、王道の料理も、オマール海老のローストに、それだけでひと皿になる濃厚な魚のスープをしくなど、ビストロを超える域。お酒も料理も自由なら、昼から深夜まで使い方も自在だから、まずは一杯=un coup!

  • カフェみたいな気楽さがいまどき。<br />フレンチ食べに、広尾のビストロへ。_img1 塩漬けいも豚のグリエ ¥2000。さつまいもの飼料で育った千葉産のいも豚を、半日ほど塩漬けして焼いた肉は、身がしっとりと甘味もあり。いも豚にちなみ、付け合わせもさつまいも!
  • カフェみたいな気楽さがいまどき。<br />フレンチ食べに、広尾のビストロへ。_img2 アンクゥー風有機季節野菜のサラダ¥1550。
  • カフェみたいな気楽さがいまどき。<br />フレンチ食べに、広尾のビストロへ。_img3 「年齢とともに、日本酒や焼酎を飲みたいなと思うことが多くなりました」と話す店主の飯野さん。
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古いマンションの一室を改装。外苑西通り沿いにありながら、隠れ家的。

【アンクゥー】 東京都港区南麻布4-2-49 2F  tel. 03-6277-0889 営業時間 11:30~14:00LO(ランチ)、18:00~22:00LO(ディナー)、~24:00(ワインバー)休日:日曜日 カウンター4席、テーブル20席 ランチ¥1650~ ※すべて税別

撮影/平野 茂 取材・文/齋藤優子 構成/藤本容子
FRaU 2011年掲載『おつかれレストラン』より ©講談社