法をかいくぐる知能犯=詐欺師たちの攻防を描いたドラマ『WOWOW×テレビ東京 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官』。地上波で放送されたシーズン1に引き続き、WOWOWで放送開始するシーズン2では、巨大な闇の組織と正体不明の詐欺師・田胡悠人の攻防をスリリングに描きます。かねてから「WOWOW製作のドラマのファン」だという主演の市原隼人さんが考えるその魅力は、人間の心情を奥まで掘り下げていること。今回のドラマの主人公・田胡悠人――ある過去の傷を抱え、その正体を決して明かさない男は、まさにそんなドラマでしか描けない複雑なキャラクター。その人物を演じるうえでは、多くの苦労があったようです。

「自分を救いたい。でもどうしたら...」市原隼人が私生活でも声が出しにくくなるほど苦悩。最新作で問う、正義と悪。_img0
 

市原隼人
1987年2月6日生まれ、神奈川県出身。2001年、主演映画『リリイ・シュシュのすべて』でデビュー。03年には、映画『偶然にも最悪な少年』で、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近作に、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22年)、ドラマ『正直不動産』(22年)、『おいしい給食 season3』(23年)、『正直不動産2』(24年)や、映画『レッドシューズ』(23年)、『おいしい給食 Road to イカメシ』(24年)、舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』など。