本誌でも大人気連載中の西洋占星術研究家・鏡リュウジさんと「当たりすぎて怖い!」と的中率の高さで毎年話題を呼ぶ占術研究家・水晶玉子さんの豪華対談が実現しました。前回は、運の追い風となる双子座に入った木星の新解釈を、2回目となる今回は、具体的な注目DAYをピックアップしながら開運のヒントをお伝えします。
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幸運の星・木星が双子座に入った2024年後半。双子座は決して明るいだけの星座じゃない! その光と影とは?【鏡リュウジ・水晶玉子】>>
大惑星が動く2024ー2026年は激震が走る!?
水晶玉子(以下、水晶) 2024年から2026年にかけては、改革の星の天王星、癒やしと幻想の海王星、破壊と再生の冥王星が次々に移動を始めるので、世の中がガラッと変化していきそうですね。
鏡リュウジ(以下、鏡) 冥王星は、山羊座と水瓶座の間を行きつ戻りつしますが、まずは2024年1月21日に「風」の星座である水瓶座に一度移り、5月26日には、木星が同じ「風」の星座である双子座に入りました。「風」のパワーが強まってきていますね。
水晶 前回、冥王星が水瓶座に入った時代にはフランス革命(1789~1795)が起きましたが、今の冥王星が山羊座と水瓶座をまたぐ星の配置は、その少し前のアメリカ独立戦争(1775年~1783年)のころと似ている気がします。となると、これから世界中で、政治がひっくり返るような出来事が起こるかも!?
鏡 11月にはアメリカ大統領選挙もありますからね。アメリカは、伝統的な占星術のイメージでは双子座と言われているんですよ。
水晶 本音と建て前をうまく使い分けるところとか、確かにアメリカは双子座っぽい(笑)。“ほぼトラ”かどうかで、世界に大きな影響が出そうです。
9月から11月は古い価値観のものが、起死回生をかけて再び台頭する可能性も
鏡 冥王星は9月2日に一旦山羊座に戻り、11月20日に水瓶座に入り直して、その後は約20年間水瓶座に留まります。その約3か月間が、今回の山羊座冥王星の時代の最期の時。ここは、この数年で大きく変化したことのやり直し月間になるでしょう。
水晶 特に水星が逆行する8月5日~29日は、過去にスポットが当たりやすいので、“古いもの”が掘り起こされたり、再び力をつけたりするかも。
鏡 さらに火星も、7月21日には双子座に入ります。双子座で、火星のエネルギーを木星が拡大するので、フットワークが軽くなり、興味を持ったことをどんどんやっていくというイメージがあります。
水晶 ちょうどパリオリンピックの時期ですね!
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