先週日曜日(7月14日)、期待通りキャサリン妃がウィンブルドン選手権の最終日、男子シングルス決勝に出席されました。しかも嬉しいサプライズもあり! シャーロット王女も同行されての登場でした。

ご病気発覚後2度目となる公の場で、先月のチャールズ国王の公式バースデーパレード以来のお姿拝見に、センターコートのロイヤルボックスに到着されるやいなや、会場中で大きな拍手とスタンディングオベーション。手を降りながら笑顔で応えていらしたキャサリン妃に、そんな母の姿をお隣で嬉しそうに見つめていらっしゃるシャーロット王女のお姿にも、胸が熱くなる思いでした。

お元気そうで、先月同様にお美しい皇太子妃のお姿にホッと安堵をすると同時に、改めてキャサリン妃の存在感を実感しつつ、久々のお仕事ファッションにも注目しました。

更には、成長されより女性らしさが増したように感じた長女シャーロット王女ファッションも当然のごとく話題に。

ご病気の治療の傍ら娘とともに、ご公務に従事されたキャサリン妃のファッションに込められたこの日の思いや、シャーロット王女の最新ファッションに象徴された仲良し母娘の共通点や、初お披露目のプリンセス・ジュエリーをご紹介します。


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2024年7月14日 ウィンブルドン、男子シングルス決勝の表彰式。 ワンピース/サフィヤ 靴/カミラ・エルフィック 写真:ロイター/アフロ

ウィンブルドンのハイライト、男子シングルス決勝戦の勝者にトロフィー授与もされたキャサリン妃。セビリアのジョコヴィッチ選手を制し、今年2度目、2年連続の優勝を勝ち取ったのはスペインのアルカラス選手でした(この画像はジョコヴィッチ選手)。

この日キャサリン妃がお召しに立っていたのは、鮮やかなパープルのワンピース。初お披露目のニュードレスで、ロンドン発サフィヤのものです。パフショルダーに、ドレープがクロスした胸元、やや高めのウエスト切り替えに、分量のあるスカートと、キャサリン妃の昨今の定番的なデザインであるとともに、現在闘病中の皇太子妃にとって、たとえ痩せてもわかりにくいと同時に華やかさはキープできるワンピースを選ばれた印象です。

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ピアス/By Pariah バングル £125/ハルシオン デイズ バッグ/L.K.ベネット 写真:ロイター/アフロ

もう一つの新アイテム、ピアスはゴールドのフープタイプですが、通常ご愛用のものよりゴツめ。しかし、その他お顔まわりには何もジュエリーをお着けになっていないので、むしろこのサイズ感が程よくアクセントに。

そして、こちらは使いまわしですが、小ぶりのワンハンドルのハンドバッグに、ヌードカラーで控えめなスリングバックの靴で、全体をエレガントにコーディネートされました。

ちなみに、この日のワンピースの色は、ウィンブルドン選手権のアイコンカラー(グリーン&パープル)の一色。この大会を開催する組織のパトロンであるキャサリン妃としては、納得の選択であり、毎度ながら言葉も見つからないほど知的なご判断でございました。

更にもう一つ。これは推測ですが、ラベンダーという色が、あらゆる種類のガンと闘う人々を支援するしるし、としての色なのです。厳密には、キャサリン妃のワンピースはパープルでしたが、しかしながら、同系色ということで、わかる人にだけわかる隠れたキャサリン妃の想いがあるのかもしれません。