「愛する人の、愛する子供」を認められない相手の未熟さ


みもざさん、こんにちは。2人のお子さんを心から愛しているからこその、パートナーの方との深いお悩みについて、じっくり拝読いたしました。まず第一に、みもざさんを本当に愛しているのなら、あなたが愛し育てている息子さんのことも、愛情を持って受け入れるものだと思います。パートナーの方は、シングルマザーになった経緯を正直に伝えた途端、突如として息子さんへの対応が変わってしまった。パートナーの方の精神的な未熟さが垣間見えますし、みもざさんに対してあまりに失礼な態度だと感じます。

結婚をして離婚した後にシングルマザーになったのなら、パートナーの方は納得したのでしょうか? 自分が納得する手順だったら、息子さんのことを認めたのでしょうか? 子供の命は親の手順や経緯で軽んじられてよいのでしょうか? いずれにしても、大切な子供を一生懸命育てて愛情を注ぐみもざさんに対して、「子供の存在を無視する」という行為は、愛し合い支え合うはずのパートナーとしては、失礼すぎ、あってはならないことです。あなたの生き方、もしくは人生も否定していることに気づいてください。
 

 


「実子だけを愛する」態度は、家族の未来に溝を作る


みもざさんは元々、「パートナーとの結婚は諦める。それでも一人で産み、2人の子供を育てる」強い覚悟を持ってお2人目の出産に臨まれたのでしょう。それが茨の道であることは、誰よりもみもざさん自身がご存知だったはず。ただ、そうした強い決意があっても「母親の自分以外に、子供に愛情を注いでくれる人がいる」ことは心強く、パートナーの方との関係性をスッパリと断ち切りきれない……そんな複雑な心情もお察しします。

しかしながら、みもざさんご自身がすでに気づいていらっしゃるように、パートナーの方の「実子だけを愛する」態度は、あなたとお子さん2人の未来の関係性にも大きな溝を作ります。パートナーの方が息子に愛情をかけないぶん、母のみもざさんがたくさんの愛情をかけてあげる。そんな割り切った考え方も、発想としてはあるかもしれません。ですが、存在を無視する、無関心な態度を取ることは、子供にとって最も残酷な仕打ちで虐待です。正直、みもざさんが理想とする「2人の子供を幸せにしたい」という願いとは、真逆の方向に行ってしまうのではと心配です。