スタイリスト福田麻琴さんが夏のお出かけファッションを紹介します。3日目は「ひとり時間」と服装について。

「ひとり時間」は華奢な「ワンピース」でパリジェンヌ気分。ときには「動きやすい」「ラク」”じゃない”服もいい_img0
ワンピースも椅子もシックなネイビーの世界の中で、目を引く赤の本は私の最新刊『PARISMANIAQUE 寝ても覚めてもパリが好き』。皆様、どうぞよろしくお願いします♡

家族や友人たちと賑やかに過ごす時間も大好きですが、最近は意識的に「ひとり時間」を持つようにしています。たとえば息子の習い事の待ち時間や、仕事が早く終わった日、帰宅する前に少しだけ。だいたいはカフェでコーヒーかワイン。いや、9割ワインか(笑)。夏ならきりっと冷えた白ワインですね。ぼーっとするのはどちらかというと苦手なので、本を読んだり、調べ物をしたり、新たな本の構想を練ったり……。インプットとアウトプット、どちらにも集中できる時間です。

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「ひとり時間」は華奢な「ワンピース」でパリジェンヌ気分。ときには「動きやすい」「ラク」”じゃない”服もいい_img2
大好きなかごバッグはハンドメイド。いつか世界中を回って、各地のかごバッグをバイイングするのが夢です。

ひとりでゆったり過ごす時間は、仕事の日とも、家族でアクティブに出かける日とも違う、可愛さも女っぽさもあるワンピースを着てみたり。動きやすさとか走れることを意識しなくていいから、大好きなパリを思い出すようなかごバッグ、ローテクなスニーカーを合わせて。

ワンピースは、昨年の秋、5年振りにパリを訪れたときに買った1枚。パリのファッションアイコン、ジャンヌ・ダマスが手がける「Rouge(ルージュ)」のものです。数年前に日本でも話題になったので、ご存じの方も多いと思います。久しぶりにパリの老舗百貨店ボンマルシェにあるお店をのぞいたら、やっぱり可愛い! と心が躍りました。一緒にいた、この企画も担当している幸山ちゃんには「ペラッペラなのに高い!」と言われましたが、たしかにそうだけど、そういうことじゃないのよ。パリジェンヌの夏の定番ともいえる、少しコンシャスで華奢なワンピースを着たい気分だったのです。

「ひとり時間」は華奢な「ワンピース」でパリジェンヌ気分。ときには「動きやすい」「ラク」”じゃない”服もいい_img3
 

ネイビー×白のドット柄のワンピースに、ネイビーのカーディガン。ガーリーな雰囲気の組み合わせには、大振りのボン マジックのピアスやゴールドのバングルで、大人の華やかさをプラスして仕上げます。
 

 


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スタイリング・出演/福田麻琴
撮影/須藤敬一 
ヘア&メイク/陶山恵実(ROI) 
構成・文/幸山梨奈
 


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