せっけんで落ちる日焼け止めも、正しい顔の洗い方で落とし残しゼロに
<基本の洗顔HOW TO>
① 泡の量は、大人の半分を目安に
子どもは顔が小さいので、泡の量は、大人が使う量の半分でOK。プッシュ式なら、1.5プッシュぐらいが◎。
② 泡を5点おき。大人の指にも少量の泡を
少量ずつ、額、鼻、あご、両頬に泡をのせます。残った分を大人の指先にもつけておくと、クッション役を果たしてくれて、より摩擦を防げます。
③ まずはあごから。泡をつぶさないように転がすだけ
あご先からくるくると、泡を広げる感じで指を動かします。なでるように軽くくるくるするだけでOK!
④ 頬からフェイスラインまで泡を行き渡らせる
頬や鼻に乗せた泡を優しくくるくるしながら広げ、フェイスラインまで。子どもたちは、顔はもちろん、頭皮の汗もすごい! そして、その汗が垂れてくるのが、生え際です。しっかりと洗ってあげましょう。
⑤ 額も同様に、生え際まで泡をくるくる
額は顔を少し上に上げた状態だと、生え際までキレイに洗いやすくて◎。やはりここもていねいに。
⑥ 汚れが溜まりやすい、あご下までくるくる
汗や汚れが溜まりがちなあご下や首元まで忘れずに。両手の指を左右にスライドさせて、泡を行き渡らせます。
⑦ 鼻の下は指を左右にすべらせて
最後に、洗い漏れしがちな鼻の下を。ここも汗をかきやすいパーツで汚れが溜まりがち。指で泡をすべらせて、汚れを浮き上がらせましょう。
⑧ ぬるつきがなくなるまですすいだら、すすぎ残しをチェック!
ぬるつきを感じなくなるまで、パシャパシャと水をあててすすぎます。顔全体をすすいだら、きちんと落ちているか、大人が仕上げのチェックを。特にあご下や生え際などフェイスラインは、すすぎ残しが発生しがちなので、大人が、水をつけた手で優しく拭ってあげると◎。
洗い終わったら、タオルをやさしくあてて、水分をオフ。ゴシゴシふかず、押し当てるだけがポイントです。
以上が洗顔のポイント。小学生ぐらいになると、自分で顔を洗えるようになりますが、やっぱり、そこは子ども。意外とちゃんと洗えてない部分が発生していまたり、強くこすっていたり。また、成長期の子どもたちは新陳代謝が激しいうえ、日焼け止めを塗るのが当たり前の今、汚れが肌に溜まりやすい状態です。たまにでいいので、大人が洗ってあげることで、トラブルを防げますし、子どもが“正しいお手入れ”を学ぶといい機会にもなるんです。
そして、いつも以上のスッキリ感に子どもハマるはず。「また、やって!」とリクエストが来るかもしれませんよ!
撮影/水野昭子
取材・文/楢﨑裕美
構成/坂口彩
前回記事「【小学生メイク】小鼻は「筆」で洗う!ラメシャドウ、縦ジワの口紅...カリスマの教えるクレンジング術で落とし残しゼロに」>>
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