第3位:プレーンなアイテムをセンスアップさせた、高度なモノトーン・コーデ
3日目、地元の村を訪れた際の夫妻のファッションです。
メーガン夫人は、白のタンクニットに、後ろにスリットが深く入ったロングスカートを合わせた、白のワントーンスタイル。永遠のベーシックカラーの白ですが、実は上下で着るには色合わせが難しかったりもします。
夫人はトップスがニットで生成りがかった色に、スカートはコットンもしくはリネンと色も真っ白なものとを組み合わせ。これが成功しているのは、あえて素材を変え、色を違えているから。加えて、ボトムよりトップスにボリュームのある素材のものを合わせているのも、洗練されて見える理由です。
そして極めつけは、何と言っても小物使い! 生成りに黒のリボンが効いたボーターハットと、トングサンダル、そしてレイバンのサングラスに至るまで、計算され尽くした完璧なモノトーンコーデと言えるでしょう。
ちなみに帽子は、地元コロンビアのブランドのものからチョイスと外交的な意味でも◎。帽子好きで、自分に似合うものがわかっているメーガン夫人だからこその馴染みようですね。
お隣のハリー王子も、ブルーのリネンシャツに白のパンツ、キャメルのスリッポンと、ナチュラルで爽やかなコーデが夫妻でマッチ。個人的には、シャツをパンツにインして欲しかったところですが(笑)。
第4位:着回しアイテムにプラス。カルティエが映える、上級ブラウンコーデ
初日の最後、フォーラムに出席したメーガン夫人。ブラウンのシルクのブラウスと同系色のワイドパンツ、キャメルのサンダルを合わせた、ワントーンコーデを披露。
ブラウスは、着回しアイテムですが、パンツは初披露。同系色でしかも光沢のある異素材同士の組み合わせ、というのはかなりの難関ですが、サラリと着こなした夫人に拍手です! トップスがこっくりした色味で、ボトムは赤みのあるサテンのような光沢と、上半身の色が重めなのがまとまって見える理由。それと、ネックと足首の肌見せも、実は重要です。
更にアクセントとして、ジュエリー使いもポイントです。首元に着けているのが、今回の訪問に際し初お披露目された、カルティエのネックレス。チョーカーのようにも見える繊細かつゴージャスなデザインで、この他にもドレスにあわされたりと、初日から活用頻度が高かった、メーガン夫人のお気に入り最新ジュエリーです。
新旧のアイテムをうまくミックスしながら、お好きなブラウン系のグラデーションコーデがお見事でした。洋服は上下ともにシーズンレスの素材なので、オールシーズン活躍してくれるうえ、秋気分になれるカラーとしてもピッタリですね。
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