新恋人は、ジャマイカ出身で28歳のサッカー選手、アキーム・モリス。マドンナの養女である双子のステラとエステルのバースデーを祝うイタリア旅行で、アキームも一緒に滞在している姿をマドンナがインスタアカウントでシェアしました。マドンナは今年7月からアキームとの交際をSNSでオープンにしていますが、マドンナの友人たちは、この関係は「愛のためではない」と考えているのだとか。


イタリア旅行の前にはトップレス姿で新恋人と写る写真を投稿し、こちらも話題に。

英「DailyMail」誌によると、彼らはアキームがまだ長年の恋人と交際中だったにも関わらずマドンナとの関係をスタートしたことを、よく思ってないと言います。

「マドンナの友人たちは『彼女が若すぎる男性と付き合っている』と思っているが、マドンナはそうは思っていない。誰もアキームを信用していない。みんなはマドンナに幸せになって欲しいけれど、彼女の年齢の半分にも満たない若い男たちは、愛のために彼女と付き合っているのではないことを、彼女は知らなければならない」

いやいや、マドンナがこんな助言に耳を貸すような性格なら、はじめから若い男性と付き合ってはいないはず。それにこの、「歳を重ねた女性が若い男性と付き合うと“騙されている”と警告したくなる風潮」も、エイジズムやジェンダー差別を含んだ見方ですよね。お金を持つ男性が若い女性をはべらせても、とやかく言われることは滅多にないもの。

マドンナにモニカ・ベルッチ、メリル・ストリープ。オーバー50セレブの「熟年恋愛」それぞれのカタチ_img0
写真:Backgrid UK/アフロ

おそらくマドンナにとって、若い男性とのデートはある種のマウント行為。お金と地位があれば何だって手に入れられるし、自分は20代の異性から求められるほどにまだまだイケてるの、という。だからこそ、毎回こんな風に交際を見せびらかしているんじゃないかしら。たとえお金の関係だったとしても、それでマドンナもいい思いができて楽しんでいるのなら、win-winで問題ないのでは?

とはいえ、78歳のシェールが40歳年下の音楽プロデューサー、アレクサンダー・エドワーズと交際しているというニュースを聞いたときにはなかったモヤモヤを、マドンナの恋愛ゴシップには感じてしまうのも事実。それはもしかしたら、映画監督のガイ・リッチー(55)との離婚以降、マドンナが選ぶ男性たちには「対等感」がないからなのかも。

シェールとアレクサンダーのエピソードには、お互いちゃんと対等な関係を築いているのが伺えます。だけどマドンナが付き合う男性たちは、何というか「声」を持たない感じがするのです。

それは彼らが経済的にも社会的にもマドンナと格差がありすぎる上に、すべての決定権はマドンナにあり、発言を許されていないように見えるから。あくまでも見えるだけで、実際は違うかもしれませんが。

どんな関係を心地よいと思うかは人ぞれぞれ。何が正解かはわかりませんが、三者三様の恋愛模様、みんな楽しそうで、うらやましい(笑)!

マドンナにモニカ・ベルッチ、メリル・ストリープ。オーバー50セレブの「熟年恋愛」それぞれのカタチ_img1
 

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