同窓会では「一方的に傷つけられてしまう危険性」がある
「世の中との関わりは、大切に保ち続けたい」
そんな思いは、誰にでもあります。とはいえ、そこに落とし穴があるようにも感じています。世の中との関わりを維持しようとした結果、ダメージを負ってしまうこともあるからです。
その代表例の一つが「同窓会」でしょう。
同窓会とは「どうしようかい」。案内のハガキが来ていたり、身近な友人が出席すると言っていたりする場合。
「自分も顔を出しておいたほうがいいのだろうか」
そう迷った経験がある方もいらっしゃるでしょう。
もちろん「同窓会が好き」「よく出席している」という人は、問題ありません。どんどん参加して楽しめばいいのです。
問題はそうではない方です。
「出席しよう」と即決できず、心にわだかまりがある場合。慎重に決めたほうがよいかもしれません。
なぜなら、同窓会という場にはいろんな人がやってくるからです。卒業後の同級生たちの人生も価値観も、多様です。学びや成長を途中で止めている人もいます。
たとえば30代で止まっている人、40代で止まっている人、50代で止まっている人。
「かつて同じ学校で学んだ」という共通項はあれど、その後に長い年月が経っているのですから「全員と話がぴったり合う」とはいえません。いえ、「話が合わない」というだけなら、まだ“実害”はないでしょう。
厄介なのは、コミュニケーションを深めるうちに、「自分に非がまったくないのに、一方的に傷つけられてしまう危険性」がある点です。
「世の中はみんないい人ばかり」と思いたいもの。
ですが残念ながら、どんな集団にも「マウントを取ってくる人」や「誰かのプライドを傷つけることを生きがいにしている人」が、一定の確率で存在しています。そんな人に引っかかって、プライドを傷つけられてしまっては、気分がずんと落ち込んでしまいます。
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