【ミドル女性の副業辞典】趣味や特技をお金に変える!「習いごと講師/ハンドメイド作家編」_img0
 

もちろん、最初からオンライン1本もOK。ご自身がオンラインでの習いごとを受講してきた経験が豊富だったり、あまり材料を必要としなかったり、教材や内容でカスタマイズできたりするなら、オンライン講師としてオリジナリティーを追求するのもあり。

オンライン講師の場合は、何かしらのプラットフォームを使うのが一般的です。まずは、オンラインレッスンを出品できる「ストアカ」「ココナラ」などで、他の講師の人たちの相場を見つつ、出品者として登録することからスタート。

ただ、大きなプラットフォームは生徒さんも多い分競争率も高いので、最初は苦戦するかもしれません。それなら、まずは知り合いに声をかけて始めたい、SNSで募集をかけたいといった場合は、イベントプラットフォーム「Peatix(ピーティックス)」で自分のイベントとして立ち上げてみるのもよいでしょう。

【習いごと講師】
ミドル女性に向いている度    ★★★★★
時間の自由度               ★★★☆☆
長く続けられる度           ★★★★☆
稼げる度                 ★★☆☆☆

 


自分のオリジナル作品を売る「ハンドメイド作家・クラフト作家」

何か形になるものをつくる場合は、教えるだけではなく、作品を販売することも立派なアウトプットの1つです。

ハンドメイドやクラフト作りが趣味の方の中には、すでに販売している人、売った経験のある人もいるでしょう。試した上で「あんまり売れなかったよ?」という方、そこで辞めていませんか?

ぶっちゃけ最初からそんなに売れません。

ハンドメイドマーケット「minne byGMOペポパ」が登録する作家さん対象に実施した「ハンドメイド作家における副業調査」によると、副業作家さんの約8割が販売収入を得ている一方で、1ヵ月に平均1万円以上売り上げているのは29.7%でした。

副業としてやるなら、もうひと声ほしいところです。

ただ、もう少し掘り下げて結果をみてみると、作品制作や発送作業などを含めた1週間の作業時間は、5時間未満の人が約4割と最多。平日1時間もかけてない人が多いんです。そりゃ、お小遣い程度になってもやむなしでしょう。

実際、月10万円以上の売り上げがある人は作業時間「20時間〜30時間未満」が21.1%と最多になっています。平日4時間というと、普通にパート勤務ですね。ハンドメイド作品販売も、労働時間と売り上げの連動はあるようです。

もちろん、売れたから作るという側面もあるわけで、マーケティングやブランディング戦略は大事です。