いずれにせよ、せっかくこれまで好きで作ってきた作品、磨いてきた技術は教えるだけではなく商品として売って損はありません。肩書きにも「アクセサリー作家」「造形作家」なんてついていたら、今後の可能性が広がると思いませんか?

ミモレの以前の記事で、ミニサイト作り職人の和田亜希子さんがおっしゃっていたように、肩書きをつけると周りの目も変われば、自分の意識も変わります。


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もともと作っているわけなので、原価回収にもなるし、肩書きもつくし(教える側に回るときにも箔がつきます)、いいことだらけです。

こちらも、始めるときは既存のプラットフォームを使うのが現実的です。

日本国内の2大ハンドメイド販売プラットフォーム「Creema(クリーマ)」「minne(ミンネ)」や、ハンドメイドに限らずオンラインショップが簡単に開設できる「BASE(ベイス)」などが一般的ですが、最近注目なのが世界的に有名なアメリカのハンドメイドマーケットプレイス「Etsy(エッツィー)」です。1つごとに出品料がかかりますが、それでも全世界を相手に販売できるのは大きな魅力。そのほか、Instagramなどの SNSを活用して直接販売することもできます。

近年は、デパートでもハンドメイド作家さんの作品を取り扱うポップアップもしばしば目にするようになりました。今や大手相手でも“個”で勝負する時代です。まずは、ご自身の手元にある作品を試しに出品してみることから始めてみましょう。

【ハンドメイド作家・クラフト作家】
ミドル女性に向いている度    ★★★★☆
時間の自由度               ★★★☆☆
長く続けられる度           ★★★★☆
稼げる度                 ★☆☆☆☆

習いごと講師も、ハンドメイド作家・クラフト作家も、自分が好きなこと、得意なことを一生の仕事にするという意味では、ミドル女性の「稼げる自分探し」の大本命。趣味とやりがい、そして収入まで満たすライフワークとして、一生涯続けられたらこんなに幸せなことはありません。

 

構成/佐野倫子
イラスト/Semo
 

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