料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ』の最新号は、読むだけで元気になれる一冊。体を作るたんぱく質がしっかりとれ、体にいい食材を使った「健康レシピ」や、日々笑顔でいるための心がけ、毎日食べたいスープのレシピをまとめた別冊付録、愛用しているスニーカーの特集など、盛りだくさんです。

栗原さんに最新号の見どころや、雑誌に込めた思いについて、『栗原はるみ』の編集長・片岡が聞きました。

「心も体も元気でいたい」77歳の料理家・栗原はるみが毎日笑顔でいられる理由_img0
9月2日発売の『栗原はるみ』は、体にいい食材を使った、「健康レシピ」をまとめました!


自分の思いを、脳に言い聞かせて 

「心も体も元気でいたい」77歳の料理家・栗原はるみが毎日笑顔でいられる理由_img1
 

――雑誌『栗原はるみ』第8号が発売となりました! 皆さんから、「お元気すぎて、とても77歳とは思えない」と言われる栗原さんの健康の秘訣を紐解いた号ですが、うれしいことに今回も、多くの方に手に取っていただいているようです。

うれしくなりますね。おかげさまで77歳の今も40代、50代のときと同じように動けています。まだ、坂も走れるんです。

ーー本当にすごいです! 夏休みも終わり「疲れたな」と感じている方にもぜひ読んでいただきたいですね。

そうですね。実は、私は健康でいるためにいちばん効果的なのは、「脳に言い聞かせること」だと思っているんです。

ーーそれは「気合い」とは違うものなのでしょうか?

少し違うかな。自分の思っていることを、脳に聞いてもらっている、という感覚です。
「今の肌の状態が保たれますように」と脳に言い聞かせて保湿を心がけるようにしたり、「こうでありたい自分」を強く思い描いているんです。朝起きる時間やスケジュールを大まかに決めて、毎日の習慣を崩さないように、すごすようにもしています。
 

 


ーー今号ではまず「元気のもとは、健康ごはん」で、栗原さんが普段食べている食事を紹介しています。やはりトマトが多いですよね!

トマトを食べない日はほとんどないんです。
私がいちばん贅沢しているのは、トマトかもしれません。おやつのように食べることもあります。
すぐに食べられないときは冷凍しておいて、すりおろしたりトマトソースにアレンジしたりするとおいしいので、皆さんもぜひやってみて。前号で、レシピを紹介しています。

ーー今回のメイン特集「元気のもとは、健康ごはん」では、肉・魚・卵などの「しっかりとりたい、たんぱく質」のお料理を特集しています。お肉って、たくさん食べるのが大変なイメージがありますが……。

私はもともとお肉をたくさん食べるほうではないのですが、今回ご紹介している「サイコロステーキ 七香味のせ」は、ひと口大に切って食べやすいようにしました。
香味野菜やハーブを使ったり、他の料理にも展開できるレシピを考えたので、ぜひ作ってもらいたいです。

ーー「塩麹ハム」を厚めに切って作る「ロースハムカツ」、すごくおいしかったです。また、どうしても固くなってしまう印象のあるレバーですが、甘辛煮も紹興酒漬けも、やわらかくてびっくり! 「砂肝とレンズ豆のしょうが炒め」も絶品でした。掲載サイズは小さいのですが、編集長としてぜひ皆さんに見逃さないでもらいたいレシピです!

砂肝は焼き鳥で食べるくらい、という方が多いですが、実はスライスするだけですぐにできます。