年齢を重ねるほどに深刻化する、体の不調や肌のトラブル。これらの悩みを回避するには、「免疫力を高めること」が一番の近道と言われています。その中で注目するのは、「生まれながらに持っている自己回復力を高め、根本から改善する」という漢方理論。体の内外で上手に取り入れる方法を紹介します。
第1回「ドラッグストアで気軽に買える「漢方薬」。40代からのイライラ・ストレス・更年期障害...なにを選んだらいいの? おすすめを聞いてみました!」>>
第2回「更年期の症状やメンタルの不調も改善できた薬膳料理。びっくりするほど美味しい「おうち参鶏湯」で人生が変わった女性の話」>>
体の不調を整える朝1杯のスープ
食と健康アドバイスを一緒に受けられるサービス
漢方薬よりももっと気軽に、毎日の生活に寄り添えるのが、「Fun to Me(ファントゥーミー)」の養生食。忙しい時でも簡単・気軽に栄養補給ができる商品は数多くあるけれど、今回紹介するのは現代女性の体の悩みに寄り添って作られたスープ。開発を手掛けた、クラシエ 経営企画室 メノテック事業推進グループ長の飯田美穂さんに、商品の誕生秘話を教えてもらいました。
「更年期世代の女性の悩みに対応した商品といえば、サプリメントを思い浮かべる方が多いですよね。ですが、『継続するのが難しい』『健康管理は日々の食事でケアしたい』という声も多く、手軽においしく・楽しみながらケアできる商品ができないかと考え、Fun to Meマイメンテ養生スープ・マイメンテ養生茶を開発しました。
特に健康への意識・関心が高い40〜50代は、更年期の体の変化による影響も少なくなく、ケアの必要を感じている世代です。一方で、更年期の不調は個人差が大きいため、その人に合ったケアが求められていること、ちょっとした悩みや不調など自分に合った手軽なケアをしたい、というニーズもありました。そこで、今後の健康維持の支えとなるような習慣作りとして、その人にあった『養生食』の提供を考えたのです」(飯田さん)
今の状態を「見える化」して
体に合った食を選ぶ!
「Fun to Meでは、ただ養生食を提供するのではなく、自分の心身のバランス状態を把握できるように、独自でバランス状態チェックの仕組みを構築&見える化し、それに合わせた養生食(スープ・お茶)とセルフケアアドバイスを提供するサービスを展開しています。
バランス状態チェックは、漢方理論と世界の伝統療法を融合させて定義した、独自の【虚-実、寒-熱、湿-燥】の3軸・6要素の組み合わせで個々の状態を8つのバランスタイプに判定します」(飯田さん)
養生スープを上手に取り入れるおすすめの方法は?
「いつもの食事にプラスしてみてください。朝食を簡単にパンだけで済ませている方はスープをプラスしたり、昼食におにぎりだけでなく、スープも合わせて飲んでみたり。また、小腹が空いた時にもおすすめです。カロリーも気にならず、手軽に栄養補給をしていただけると思います」(飯田さん)
薬膳ブームの追い風であっという間にヒット商品に
お手軽なのに本格派! 朝の薬膳粥
近年の薬膳ブームや気軽に食べられるお粥として、再春館製薬所の薬膳スープ粥もおすすめ。再春館製薬所の広報 PRチーム横尾舞さんにインナーケアブランド「Lashiku(ラシク)」の人気の秘訣を聞いてみました。
「この薬膳スープ粥は、生体リズムを整えるカギとなる【深部体温】に着目し、栄養バランスはもちろん、食材を色で分類する薬膳の五色の考えをもとに開発しました。製造元マルハニチロ社のフリーズドライ製法で、お湯を注いで1分でできあがる簡単仕様! 雑穀などの食物繊維と野菜をバランスよく、しかもカロリーや糖質が気になる人にも満足してもらえるように作っています。
実は、発売前に再春館製薬所の会員様向けに先行販売したのですが、即完売するほど大人気。その後、定番化した今も定期購入をされるお客様が多い、人気の品となっています(横尾さん)
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